野命賛歌

まずは↓の記事をご覧下さい。

上田にコウノトリ　今度は「さきちゃん」 | 信濃毎日新聞［信毎web］

なんと！今年もあのコウノトリさんがご来訪とのこと。
思い返せば、愛鳥家(なんちゃってですが)になったのはコウノトリさんを見たのがきっかけでした。
しかも以前いらっしゃった兵庫のゆきちゃんとは別のコウノトリさん。
(ゆきちゃんについては「コウノトリ」カテゴリーの過去記事をご覧下さい)

これはご尊顔を拝さねばと、日曜日に自転車を駆り探しに行ってみました。

近隣ではありますが、ゆきちゃんが来ていた場所とは違う地域。
池を探した後、田園地帯に入りました。
シラサギやアオサギはたくさんいるんですが、さきちゃんいない！





ちょっとびっくりするほどシラサギがたくさんいました。

午後から動き出したのが悪かったんですが、なかなか見つからず、陽が傾いてきたなぁ、そろそろ諦めて帰ろうかなと思っていた折、見つかりました。瞬間、思わず少し大きな声で「いたっ！」と口ずさんでしまいました。



まずは離れた所から少しだけ写真・動画撮り、音をたてないよう三脚を用意していると―



飛び立ってしまいました。しまった！と一人ごちながら必死で目で追うと、先の方の電柱に降臨。逃してなるものかと再び自転車で追います。さきちゃんが人だったらストーカーで捕まるなぁ〜、とか考えながら電柱の方へ急ぎました。



さきちゃん、待っていてくれました(この写真以下、クリックすると大きな画像見られるようにしています)。



水田地帯を突っ切る細い道路沿いの電柱。
最初、また逃げられてはと、さきちゃんの左側面のかなり離れた場所から撮影していました。

そんな折、犬の散歩の方が通りがかりました。
さきちゃん、逃げちゃうかと思いきや、平然としています。
それどころか、散歩の方が向かいの畑のお百姓さんと、電柱のすぐ下で話し始めると、「え？なになに？」という感じで上から覗き込んでいました。

車やバイク通ってもへっちゃら。農家の方がすぐそばで機械使って作業していても泰然。
ゆきちゃんもそうでしたが、人口飼育ということで、人間に慣れているようです。ちょっと心配になるくらい、警戒していません。ご近所の方も、もう見慣れているのか、特に気にしていない感じでした。山、稲穂、人、コウノトリ。心和む田園の情景でした。





そっと、電柱の真下まで行ってみました。
時折、目線くれました。
羽毛ふわふわ




通過して右側面へ。
実は、撮影していたときは夢中で、まったく気付かなかったのですが、帰ってきて調べてみたところ、さきちゃん、足のタグ以外に、背中にGPSを付けられているそうです。写真よく見てみたら(トップ画像)、なるほど、背中からアンテナ出てる。専門化がやっているので心配ないのでしょうが、やっぱり可愛そうな感じはしました。ひっかかったりしないのかな？




美人さんです。
こまめに毛繕いしていました。

せっかくなら、飛び立つ瞬間も撮りたいなと、三脚にビデオカメラセットして待ってみました。
ところがさきちゃん、時折毛繕いするだけで、ぜんぜん動きません。
不動如山。

30分以上、撮影していました。
双眼鏡で観察してみたりも。
飛び立つの待っていたのですが、晩ご飯とお風呂の用意しなきゃなんなかったので、根負けして先に帰ってきまし^^;

また週末にでも見に行こうと思います。
それまでいてね！さきちゃん！

最初に見つけて飛んで行ってしまったところから動画繋いでみました。後半は三脚で固定しています。ふわふわの羽毛、毛繕いの様子が見られました。秋の虫の音と共にお楽しみ下さい。






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