野命賛歌

ネコ缶まで買ってきたのに、ジバクロにもモフミちゃんにも会いませぬ。
もう悔しいから晩ごはんに食べちゃおっかな、と。
マヨネーズと醤油たらせばいけるんじゃない？
よくよく悩みましたが人として堪えました。

ネコが夢に出てくるくらい。
モフモフしたい。見るだけでもいい！
ケモナーの血が疼く！

そんな折、騒がしい庭に目を向けると、まさに天佑。
モフモフいました！
ネコでもないし触れもしないけれど、ヒヨドリのヒナのモフモフ具合に癒されておりまする。



3兄弟でした。
あの「ピぃー」っていうか細い声はヒナだったのね。
親鳥が餌を持ってくると大口を開けて駆け寄ります。
待っている間は3匹で身をよせておねむな様子。
かわいい。
親鳥のかいがいしさも感慨深いです。



お向かいさんの柿の木と当家の松の間なんかを行ったり来たりしています。
親鳥が餌で吊って飛ぶ練習をさせているようです。
2匹はわりとすぐに追って飛ぶのですけれど、一匹はちょっとトロイ感じで、おっかなびっくり飛べない。
こーゆーコ、愛着が沸きます。



桑の実かな？
自分の顔より大きな実を丸呑みしていました。
親鳥は千切らせようとしていたみたいですが、つるっと丸呑み。
おや、お前呑み込んじゃったのかい？と驚いた顔をしていました。

（今回はミニ三脚使用）