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2016年02月17日
裏山探鳥歩き 如月1 ヤマガラの鳴き声
日曜の午後、ぽっかり時間が空きました。
以前から裏山に鳥探しに行きたいと思っていました。
春一番がびゅーびゅー吹いていましたが、陽気はよく、思い切って行ってみました。
バレンタインデーの日曜日、お前は他にやることはないのかと問われれば「ええ、まあ^^;」と言う他ないでごわす。
登り口でモズくんとご対面。
おっとりした顔立ちのモズくん、あるいはモズお母さんかな?
以前にも書いた通り、私、山育ちですが山は入る処ではなく、見るものだと思っています。
なぜなら、山には恐怖のモンスターにして堕天使の末裔である“ザ・ヘビ”がいるからです。
でも、この時期なら安心♪
ここ数日の暖かさと前日の雨で、雪はすっかり消えていました。
春一番が凄まじい勢いで吹いていて、松の樹がギーギー鳴きながら揺れていましたが、樹々に囲まれているお陰でそんなに体には当たりませんでした。
念のためコート着込んで行ったため暑いくらい。
息を切らし、汗ばみながらてくてく登っていきました。
こんな山の中に薬師堂あったんだ。
鉄砲水で流されたのかなぁ。
行く手を遮る倒木。
さて、実は前にもちょっときたことあるんです。
山の中って、鳥の鳴き声は聴こえるものの、姿は案外見えないんですよね、ポイントも知らないし。
今回は反省を活かし、作戦を練っていきました。
ニンゲンの浅はかな浅知恵をフル活用。
リンゴをひとつ持参していきました。
ちょうどいいんで、この倒木に仕掛けてみました。
離れた木の陰に隠れ、三脚とビデオカメラセット。
鳥たちが鳴いています。
しかし、20分ほど待ってみましたが、鳥現れず。
ビデオカメラに残っていたシジュウカラの鳴き声もフルボリュームで流してみました。
かえって鳥たち鳴かなくなっちゃった。
浅知恵リンゴ作戦、失敗。
しょーがないんで、リンゴとって、さらに奥へと登ります。
けっこう急な登りで喉が渇きました。
ペットボトル持ってくるつもりだったのに忘れてしまった。
リンゴセットして待っている間、ああ、リンゴおいしそうだなぁと思っていました。
そのリンゴが今、私の左手に・・・
喉渇いたなあ・・・
カリッ!うまうま♪
身が締まっているのにとても瑞瑞しいリンゴでした
登っていったら小川がありました。
雪解けの冷たい水がサラサラと流れています。
そして、かなり近くでツィーツィーと鳥が鳴いてます。
目を凝らすと藪の中にヤマガラが!
へー、ヤマガラってこーゆー声なんだ。
姿はこれまでも何度か見ていたけど、鳴いてるところは初めて。
惜しむらくは枝被りになってしまって
いちおう声は撮れました。
半分残っていたリンゴを近くの岩の上にセット。
ヤマガラ、見向きもせず。
どうも相方を呼んでいたらしく、この後もう一羽飛んできて、二羽で梢の間を駆け抜けていきました。
続きは後日に。
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