野命賛歌

2016年02月20日

裏山探鳥歩き如月3　エナガの群れに会いました

裏山探鳥歩き如月２　カシラダカの鳴き声　の続き。

坂道を下ってきました。
舗装されているとはいえ、人家はずっと下、ぐるっと樹々に囲まれた林の中です。
車はもちろん、人も通りません。

鳥の賑やかな声が聴こえてきました。
これは聴いてすぐにわかりました。
エナガです。
チュリュリュチュリュリュ鳴いてました。

最初、逃げられちゃいけないと思い、かなり遠くにいるエナガを撮っていました。
ところが、すぐそばで鳴いてる。
見ると目の前の樹に。
冷静に見回したら、３０羽くらい林のあちらこちらで飛び回っていました。

エナガ、問答無用でかわいいです。
ふわふわもこもこ。
仕草というか、動きも愛らしい。
枝に付く虫を食べているらしく、「あっ！いたっ！あっちにも！あっ、むこうにもいるぞ！」みたいに、絶えず首を振り、飛び回っています。
ぴょんぴょん枝から枝に跳ねていました。
(おかげで撮るの難しい^^;)

声もかわいいんですよね。
みんなでずっと唄ってます。
うちの庭に来るエナガ(ヒヨドリに追われてもたまに来てるようです)は、ちょっと濁る感じで「ジュリュリュ」という声でしたが、ここで会ったコたちは「チュリュリュ」と甲高い声に聴こえました。
「チュリュリュリュリューー」と延ばすコもいて、ご機嫌麗しそうでした。

エナガかわいいなー、とぽわんと撮っていたら、目の端に青い影が過りました。
林の奥に入ってしまい、はっきりとは見えなかったのですが、ヒヨドリくらいの大きさの青い鳥がいました。
カメラ向けたのと同時に、さらに奥へと飛んでいってしまいました。
その後待ってみたけど会えず。

一瞬のできごと。
サファイヤのような、ってゆーかサファイヤにも色々あるだろうしロクに見たことないけど、深い青、それでいて光沢のある青い鳥でした。
たぶんなんですが、オオルリって鳥じゃないかと。
また行ってみようと思います。
幸せの青い鳥を探しに(さぶい・・・)。

おおいぬのふぐりが咲いていました。
例年より早いです。
冬が終わるの、なんとなく寂しい気もしますね。
こたつ、みかん、お餅、雪・・・