金峯神社(きんぷじんじゃ)は、奈良県吉野郡吉野町にある神社。式内社(名神大)で、旧社格は郷社。吉野山最奥の青根ヶ峰のそばにあり、吉野山の地主神を祭る。
境内はユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部。
祭神
主祭神 - 金山毘古命(かなやまひこのみこと)。吉野山の地主神である。
歴史
この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(阿閦如来の2文字目(しゅく))が含まれています。
創建の経緯などは不明である。中世以降は修験道の修行場[であり、『栄花物語』には藤原道長が詣でたことが記されている。
明治時代以前の神仏習合時代には「金精明神(こんしょうみょうじん)」と呼ばれ、本地仏は阿閦如来、釈迦如来、大日如来(金剛界)とされていた。金精の名は金峯山は黄金を蔵する山という信仰があったことが背景にあると思われる。
アクセス
近鉄吉野線吉野駅より吉野ロープウェイ乗り換え「吉野山」下車、徒歩約1時間45分。または吉野山駅からバスで23分の「奥千本口」下車、徒歩5分。
所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
位置 北緯34度20分33.3秒 東経135度52分54.5秒
主祭神 金山毘古命
社格等 式内社(名神大)、郷社
本殿の様式 流造
例祭 10月第3日曜日
2024年05月07日
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