旧植松家住宅(きゅううえまつけじゅうたく)は、静岡県裾野市千福の裾野市中央公園内にある古民家。国の重要文化財に指定されている。植松家は建久4年(1193年)に尾張国津島より当地に移住し、江戸時代には当地の名主を務めた。1971年(昭和46年)には文化庁の古民家緊急調査対象となり、1973年(昭和48年)6月2日に国の重要文化財に指定され、翌1974年(昭和49年)に裾野市中央公園に移築された。
構造
寄棟造りで正面から北側にかけて土庇が巡っており、東を正面とし、土間、広間、座敷、納戸の3間取りで構成されている。桁行16.059メートル、梁間北面7.878メートル、南面8.787メートル。
植松家
植松家は富士山南側の愛鷹山の東側に住む農家である。口伝によると、建久4年(1193年)源頼朝が富士の裾野で鷹狩りをした頃、尾張国津島よりこの地に移住し、代々名主を務めたといわれる。
施設案内
営業時間:8時30分 - 17時(10/1〜3/31は16時まで)
休園日:年末年始(12/29 - 1/3)
入園料:無料
駐車場:約50台(バス用駐車場あり)※閉園時間中は施錠
団体利用:利用申請書を提出する必要あり
交通アクセス
JR御殿場線裾野駅から徒歩26分(2 km)
東名高速道路裾野インターチェンジから車で約10分(車で国道246号裾野バイパス千福南交差点を曲がりすぐ)
すそのーる富岡・深良循環「中央公園前」下車すぐ
所在地 静岡県裾野市千福7-11中央公園内
位置 北緯35度11分4.7秒 東経138度54分15.7秒
類型 民家
形式・構造 木造、寄棟造り、茅葺
文化財 重要文化財(建造物)
2024年05月06日
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