天忍穂別神社(あめのおしほわけじんじゃ/あまのおしほわけじんじゃ)は、高知県香南市香我美町山川にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
参道
祭神
天忍穂耳尊 饒速日命の父神。
境内神社:棚機神社 棚機津女(たなばたつめ)=天萬栲幡千々姫(あめのよろずたくはたちぢひめ)=栲幡千千姫命(たくはたちぢひめ)は天忍穂耳尊の妻。
歴史
創祀年代不詳である。
香南市香我美町山川は、律令体制下『和名類聚抄』承平年間(931年 - 938年)編纂によると、香美郡の大忍郷という記載があり、現在の香我美町全域が大忍郷に包含されていたことが窺われる。(高知県香美郡十万遺跡発掘調査報告書)
土佐南学の谷秦山(名は重遠)が書いた秦山集 宝永2年(1705年)には、夜須町の北方約二里佘、東川村の山川とあり、巻十四の土佐国式社考に県社としての調査結果の記載がある。
棟札には「御石舟社、正和四年乙卯二月日(1315年) 物部末近」と書かれたものと「御石舟社、天正六年戊寅二月二日(1578年) 檀那物部末延萬介尉、神右衛門尉」と書かれたものが二枚現存。
近代社格では明治5年の登録時社格は県社であったが、後に郷社になった。
鳥居
社殿
拝殿
神事
11月15日に秋祭り
文化財
史跡
天忍穂別神社(石舟神社) - 1978年(昭和53年)4月1日指定。
天然記念物
石船神社のヒノキ - 2019年(令和元年)7月3日指定
所在地 高知県香南市香我美町山川字隅ヶ迫(スミガサコ)
位置 北緯33度35分13.1秒 東経133度46分52.4秒
主祭神 天忍穂耳尊
社格等 式内社(小)
旧郷社
別名 石舟神社
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