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歴史
正確な創建年代は不明だが、寺伝によれば奈良時代に行基の開創とされている(延慶3年(1310年)『関東下知状』)。本尊である薬師如来像の様式などから、実際の創建は平安時代前期と考えられている。薬師堂は天禄2年(971年)に三枝守国による建立とする伝承がある。天文14年(1545年)の『大善寺諸堂建立炎上記』によれば、在庁官人として甲府盆地東部の東郡地域で勢力を持った古代豪族である三枝氏の氏寺とされる。
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本堂
本堂は国宝に指定されている。屋根は寄棟造、檜皮葺。平面は桁行(間口)、梁間(側面)とも五間(ここでいう「間」は長さの単位ではなく柱間の数を表す)。組物は二手先(ふたてさき)とする。堂の北東隅と北西隅の柱にそれぞれ「弘安九年」(1286年)の刻銘があり、この年に立柱されたことがわかる。
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拝観
9:00〜16:00 拝観は有料
アクセス
公共交通機関
JR中央本線の甲斐大和駅や塩山駅前を発着する甲州市市民バスの「甲州市(塩山・勝沼・大和)縦断線」と、塩山駅や勝沼ぶどう郷駅前を発着する「勝沼地域バス ワインコース2」が大善寺バス停を通る。
自家用車など
国道20号柏尾交差点近く
中央自動車道勝沼インターチェンジから車で約3分
中央本線 勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約5分
所在地 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559