朝峯神社(あさみねじんじゃ)は、高知県高知市介良にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
祭神
祭神は次の3柱。神体は鏡とする。
主祭神
木之花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
相殿神
爾爾伎之命 (ににぎのみこと) - 木之花咲耶姫命の夫神。
大山祇命 (おおやまつみのみこと) - 木之花咲耶姫命の父神。
記紀神話において木之花咲耶姫命には出産伝承・造酒伝承があることから、安産・子授けの信仰、酒造の信仰がある。
歴史
創建
神体山とする介良山(介良富士)
創建は不詳。鉢伏山の北の峰の介良山(介良富士)の西麓に鎮座し、この介良富士を神体山として祀るという。時期不明ながら、浅間神社(富士山を祭祀)からの勧請が創祀と伝える。
周辺には宮の谷古墳・高間原古墳群・高天原古墳群など多くの古墳時代後期の古墳が所在し、朝峯神社の存在はこれらを営んだ豪族と対比される。
境内
本殿は拝殿から約10メートルほどの高所にあり、「甕の巌屋」と称される女陰岩の前に鎮座する。
なお朝峯神社近くには、源希義(源頼朝の実弟)の霊を祀った西養寺がかつて存在し(現在は廃寺)、その跡地には希義の墓塔と伝える無縫塔が残されている。
祭事
夏祭 (7月10日)
秋祭 (10月第3日曜) - 祭礼は高知市指定無形民俗文化財。
文化財
高知市指定無形民俗文化財
朝峯神社祭礼 - 平成11年7月15日指定。
安産や子宝に恵まれるというシンボルです
所在地 高知県高知市介良乙1927
位置 北緯33度33分30.78秒 東経133度36分38.59秒
主祭神 木之花咲耶姫命
神体 神鏡(本殿)
介良山(神体山)
社格等 式内社(小)
旧郷社
創建 不詳
例祭 7月10日・10月第3日曜
2023年02月27日
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