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2023年01月30日

中尊寺(ちゅうそんじ)は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院

中尊寺(ちゅうそんじ)は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院。奥州三十三観音番外札所。山号は関山(かんざん)、本尊は釈迦如来 。寺伝では円仁の開山とされる。実質的な開基は藤原清衡。

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奥州藤原氏三代ゆかりの寺として著名であり、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を有する。

境内は「中尊寺境内」として国の特別史跡に指定されている[2]。2011年(平成23年)6月26日、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された[3]。

平泉毛越寺、松島瑞巌寺、山形立石寺と共に「四寺廻廊」という巡礼コースを構成している。

歴史
寺伝によると、嘉祥3年(850年)、円仁(慈覚大師)が関山弘台寿院を開創したのが始まりとされ、その後貞観元年(859年)に清和天皇から「中尊寺」の額を賜ったという。しかし、円仁開山のことは、確かな史料や発掘調査の結果からは裏付けられず、実質的には12世紀初頭、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が釈迦如来と多宝如来を安置する「多宝寺」を建立したのが、中尊寺の創建と見られる。

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寺号
「中尊寺」の寺号については、天治3年(1126年)の経蔵文書が初出ともいうが、この文書自体に疑義がもたれている。そのため、確実な資料としては、歌人・西行が康治年間 (1142年 - 1144年)、この地を訪れて詠んだ歌の詞書(『異本山家集』所収)に「中尊と申所」云々とあるのが初出だとされている。

「中尊」は「奥州の中心に位置する」の意と解釈されている。中尊寺貫主を務めた多田厚隆は、「中尊」とは『法華経』「序品」にある「人中尊」に由来するとした。しかし、「人中の尊」という意味の語から「人」字を省いたのでは意味をなさないとして、これに反対する見解もある。

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文化財
国宝
(金色院所有)
中尊寺金色堂(附:棟札4枚、納札1枚、旧組高欄6組、古材6点、旧飾金具2点)
金色堂堂内諸像及び天蓋 31躯、3面(附:木造阿弥陀如来坐像(右壇安置)、木造光背台座等残片一括)
金色堂堂内具(木造礼盤 1基、螺鈿平塵案 3基、磬架 1基(附 孔雀文磬 1面)、金銅幡頭 3枚、金銅華鬘 (迦陵頻伽文) 6枚)

(大長寿院所有)
紺紙金字一切経2,739巻(附 漆塗箱275合)
「中尊寺経」と通称される一切経には、初代清衡の発願になる「紺紙金銀交写経」(1行おきに金字と銀字で書写した経) と秀衡発願(寺伝では基衡発願)の「紺紙金字経」がある。前者は近世初頭にその大部分が寺外に流出し、中尊寺に残る金銀字経は15巻のみである。中尊寺旧蔵の金銀字経は、高野山金剛峯寺に4,296巻が所蔵され国宝に指定されているほか、大阪・観心寺、同・瀧安寺等にも分蔵されている。中尊寺所蔵の2,739巻のうち2,724巻は金字経である。各巻の見返し(巻頭部分)に金泥で描かれた絵は、平安時代の絵画資料としても貴重なものである。
螺鈿八角須弥壇
紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図 10幀(とう)
中尊寺経蔵堂内具(木造礼盤 1基、螺鈿平塵案 1基、磬架 1基(附 孔雀文磬 1面)、螺鈿平塵燈台 1基)

(地蔵院所有)
孔雀文磬
礼盤(らいばん) - 導師の坐る台座。
平塵(へいじん) - 漆工技法の一種。漆塗りの面にヤスリで卸した荒めの金粉をまばらに蒔き付け、装飾としたもの。平安時代以前に多く用いられた。
案(あん) - 「つくえ」とも読む。仏事に使用する仏具などを置く台。
磬(けい) - 「へ」の字形の金属板で、導師の脇に吊るし、叩いて音を出す。「磬架」はこれを吊るすためのもの。

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拝観について
4/1〜11/10 8:00〜17:00 11/11〜3/31 8:30〜16:30
拝観料 金色堂・讃衡蔵共通で800円

アクセス
岩手県交通バス利用。
一関駅より「国道南線」
平泉駅より平泉町巡回バス「るんるん」
以上の路線に乗車し、「中尊寺」バス停下車。
岩手県北バス利用。
仙台空港より「ガイド付き路線バス」[20]に乗車し、「平泉レストハウス前」下車。
平泉駅より徒歩25分。
平泉前沢ICより車で15分。

所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
位置 北緯39度0分5.5秒 東経141度6分9.8秒
山号 関山(かんざん)
宗旨 天台宗
寺格 東北大本山
本尊 釈迦如来(本堂本尊)
創建年 (伝) 嘉祥3年(850年)
開山 (伝) 円仁(慈覚大師)
札所等 奥州三十三観音番外札所
四寺廻廊札所
文化財 金色堂、金色堂堂内諸像及び天蓋他(国宝)
金色堂旧覆堂他(重要文化財)
特別史跡
posted by Kazu at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県
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