2014年12月15日
海江田代表きょう辞任表明 後任選び活発化へ
民主党の海江田代表は、14日投票が行われた衆議院選挙で議席を失ったことを受けて、15日、民主党代表を辞任することを正式に表明することにしていて、党内では、今後、後任の代表選びの動きが活発化する見通しです。
民主党の海江田代表は、小選挙区の東京1区で議席を確保することができず、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率で及ばず、議席を失いました。
海江田氏は、NHKの取材に対し、「きょう記者会見して、代表を辞任することを表明する。党のために頑張ってきたが、みずからの議席を確保できなかったので、代表を辞任する」と述べ、15日、正式に辞任を表明する考えを明らかにしました。
これを受けて、民主党は、後任を選ぶ代表選挙に向けた調整に入ることにしていて、枝野幹事長は、15日未明、記者団に対し、「海江田代表と会って話をしたうえで、今後の段取りを実務的に進めていきたい」と述べました。
民主党内では、政府・与党が、来週24日に総理大臣の指名選挙を行う特別国会を召集する方針であることから、両院議員総会などで早急に後任の代表を決めるべきだという意見がある一方、党の抜本的な立て直しに向けて、年明け以降に、党員やサポーターも参加させる形で代表選挙を実施すべきだという意見も出ています。
このため、代表選挙の実施方法を巡る調整が行われるなど、今後、後任選びの動きが活発化する見通しです。
民主党は、衆議院選挙で、政権交代の足がかりを築きたいとしていましたが、2桁の議席にとどまり、党勢の回復をどう進めていくかが、新代表を選ぶにあたっても焦点となります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141215/k10013972021000.html
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