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2014年12月06日

インフルエンザ流行期に 対策は



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インフルエンザの患者が全国46の都道府県で増え、国立感染症研究所はインフルエンザが全国的な流行期に入ったと5日発表しました。
去年より3週間早い流行期入り。
インフルエンザの今後の流行の見通しと予防策について、科学文化部の田中陽子記者が解説します。

去年より3週間早く流行期に
寒さの到来とともにインフルエンザが早くも流行期に入りました。
5日、国立感染症研究所が発表したデータによりますと、先月30日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週の2倍にあたる9396人。
徳島県以外の46の都道府県で増加しています。
1医療機関当たりの患者の数は1.90人と流行開始の目安とされる「1」を超えました。
インフルエンザの流行期入りの発表は、去年は12月27日でしたが、ことしはこれより3週間早く、過去10年で見ると2番目に早いということです。
流行期に入ったという発表は5日ですが、先月30日までの1週間に流行期に入っていたということになります。
流行状況を都道府県別にみますと▽岩手県が10.52人、▽福島県が6.41人、▽埼玉県が5.05人、▽神奈川県が4.04人、▽東京都が3.62人など東日本を中心に患者が多くなっています。

インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが引き起こす感染症です。
インフルエンザで医療機関を受診する患者は、毎年、推計1000万人から1500万人。
また死亡者は、インフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する「超過死亡概念」という方法での計算で、高齢者を中心におよそ1万人にのぼるとされています。
感染経路は主に2つです。
▽「接触感染」=感染した人がウイルスの付いた手で触れたドアノブなどを健康な別の人が触り、その手で口や鼻の周りを触ることでウイルスを体内に取り込む、▽「飛まつ感染」=感染した人のせきやくしゃみにウイルスが含まれていてその飛まつを健康な人が吸い込んで感染する、という経路です。
ウイルスに感染すると、1日から4日で、突然の発熱や頭痛、それにせきやけん怠感などの症状が出てきます。
症状が出てから大人では3日から5日、子どもでは7日から10日の間はウイルスを排出していてほかの人に感染させる可能性があるとされています。

流行期入り早いとどうなる?
流行期入りが早いと、どのようなことが懸念されるのでしょうか。
専門家は流行の初期の今の段階では確実なことは言えないものの、場合によっては流行の規模が大きくなるおそれもあるとしています。
それには、今後、どのようなタイプのウイルスが、どのようなタイミングで主流を占めてくるかが関わってくるということです。
現在、季節性のインフルエンザには「A香港型」のほか、5年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」、「B型」の3つのタイプがあります。
昨シーズンは検出されるウイルスの主流が、流行の初期は「A香港型」、中盤以降は「H1N1型」と移り変わっていったのに加え、例年シーズンの終盤に出てくる「B型」がいつもより早く流行し始めたことで、比較的大きな流行になりました。
今のところ検出されるウイルスは、「A香港型」が全体の9割近くを占めていますが、昨シーズンのようにさまざまなタイプのウイルスが順番に流行してくるという状況になると、何度もインフルエンザにかかる人も出てくるため、流行の始まりが早かったこととあわせ大きな流行になるおそれがあるということです。

ワクチンは早めに接種を
インフルエンザは、流行期入りしてから2か月以内に流行のピークを迎えるとされています。
流行期入りが早いとなると、対策の1つであるワクチンの接種も、早めに行う必要があります。
ワクチンは接種してから効果が出るまでに2週間程度かかるため、専門家は、流行がピークを迎える前にできるだけ早く接種して欲しいとしています。
日本小児科医会の会長を務める松平隆光医師の診療所では、今の時期がワクチン接種のピークで1日に50人以上が接種を受けています。
13歳未満の子どもは3〜4週間の間隔をあけて2回接種を受ける必要がありますが、ワクチンの効果が持続するのは5か月程度とされているため、流行期の12月末から3月の時期をカバーできるよう、例年、1回目を11月に2回目を12月前半までに打つよう指導しています。
ところが、ことしは流行入りが早く、すでに患者が多く出ている保育園や学校もあるため、そのような保育園や学校に通っている子どもには、1回目の接種から1〜2週間しかたっていなくても2回目を接種する対応をとっているということです。

予防策の徹底を
とはいえ、ワクチンは、重症化を予防する効果は期待できますが、感染そのものを防ぐことはできません。
国立感染症研究所の砂川富正室長は、「ワクチンを打ったからといって安心することなく、手洗いやマスクそれに症状が出た場合の咳エチケットなど感染を防ぐ対策を総合的に行うことが必要だ。特に、重症化しやすい高齢者や持病のある人、それに妊娠している女性や乳幼児がいる家庭では、対策を徹底してウイルスを持ち込まないよう気をつけて欲しい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_1205_02.html




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