2014年11月24日
6歳未満の小児脳死 心臓移植手術は大阪で
東京の病院で治療を受けていた6歳未満の女の子が23日、脳死と判定され、臓器提供に向けた準備が進められています。このうち心臓は大阪大学附属病院で10歳未満の男の子に移植される予定です。
脳死と判定されたのは、東京・文京区にある順天堂大学附属順天堂医院で治療を受けていた6歳未満の女の子です。
日本臓器移植ネットワークによりますと、家族がコーディネーターから説明を受けて脳死段階での臓器の提供を承諾し、判定が行われた結果、女の子は23日正午、脳死と判定されたということです。
女の子からは心臓、肺、肝臓、腎臓が提供される予定で、このうち心臓は、子どもの移植手術の機会を増やすという法改正の趣旨を反映して、大阪大学附属病院で10歳未満の男の子に移植される予定です。
また、肺と肝臓は、京都大学附属病院でそれぞれ10歳未満の男の子と10代の女性に、片方の腎臓は東邦大学医療センター大森病院で50代の男性に、また、もう片方の腎臓は東京女子医科大学病院で40代の女性にそれぞれ移植される予定です。
移植手術を行う各病院のチームは24日午前、順天堂大学附属順天堂医院に到着し、昼前から摘出手術が始まるということです。
15歳未満の子どもからの臓器の提供を認める改正臓器移植法が4年前に施行されて以降、脳死判定の基準がより厳しい6歳未満の子どもから臓器が提供されるのは今回で2人目です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141124/k10013440091000.html
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