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アメリカのライス大統領補佐官は、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡る首脳会合が来週北京で開かれることを明らかにし、最終的な合意には達しないものの「アジア重視政策にとって不可欠だ」として、交渉の前進を目指す考えを強調しました。

ライス大統領補佐官は、オバマ大統領が来週、ＡＰＥＣ＝アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などに出席するため、中国やミャンマー、それにオーストラリアを歴訪するのを前に、７日ホワイトハウスで記者会見しました。
この中でライス補佐官は、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡る首脳会合が北京で開かれ、オバマ大統領が出席することを明らかにしました。
そのうえで「最終的な合意に達することは想定していない」としながらも、「ＴＰＰはアメリカの最優先事項であり、アジア重視政策にとって不可欠だ」として、交渉の前進を目指す考えを強調しました。
また、ライス補佐官は、来週行われる米中首脳会談で、アメリカとしてはサイバー攻撃の問題や民主的な選挙を求めて香港で続く抗議活動についても取り上げる意向を示しました。
さらに、オバマ大統領が歴訪中にロシアのプーチン大統領と公式の会談を開く予定はないものの、非公式に接触する可能性はありうるという見方を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141108/k10013044711000.html




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