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警察庁から委託を受けてインターネット上の違法な書き込みを監視している団体が、ことし半年間に確認したわいせつ動画などの違法な情報は、海外サイトが９７００件余りとこれまでで最も多くなったことが分かりました。

東京・港区の「インターネット・ホットラインセンター」は、警察庁から委託を受けてインターネット上に書き込まれた薬物の密売や児童ポルノなどの違法な情報を確認して、サイトの管理者などに削除を要請しています。
この団体が、ことし半年間に確認した違法な情報は１万７９９２件と、去年の同じ時期より４０００件近く増え、このうち海外サイトが９７９６件と、統計を取り始めた平成１８年以降最も多くなり、初めて国内サイトの８１９６件を上回りました。
海外サイトの違法な情報は、わいせつな動画や画像などが８８２８件とほとんどで、児童ポルノが６６９件、違法な薬物の売買を持ちかける広告が９４件などでした。
海外サイトの児童ポルノについては、アメリカやヨーロッパなどが加盟する国際的な団体に通報して削除を求めていますが、わいせつな動画の書き込みなどは違法ではない国もあり、対応できないケースもあるということです。
警察庁は「海外サイトでも日本から動画などを投稿していれば摘発できるので取締りを強化したい」としています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141102/k10015884421000.html




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