2014年10月31日
小型の速度違反自動取締り機を試験運用へ
警察庁は、住宅街にある道幅の狭い通学路や生活道路でもスピード違反の取締りを行うことができる、スウェーデンなどで開発された小型の自動取締り機を、来月から埼玉県内で試験的に運用することを決めました。
警察庁によりますと、去年、全国で起きたスピード違反による交通事故は1200件で、死亡事故につながる割合は18%と通常の事故より高いものの、これまでの自動取締り機は大型のため高速道路や幹線道路に固定して設置するしかなく、住宅街にある道幅の狭い通学路や生活道路での取締りは難しいと指摘されていました。
このため警察庁は、いずれも従来の自動取締り機よりも小型のもので、速度の測定装置や三脚の部分が分解できて持ち運びができる、スウェーデンで開発された自動取締り機や、オランダで開発された車輪付きの自動取締り機など、合わせて6機を試験的に導入することを決めました。
これらの装置は、来月4日から埼玉県内の生活道路や通学路で試験的に運用される予定で、警察庁は効果や課題を検証するとともに地域住民にも意見を聞いたうえで、全国的に導入するかどうか検討することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141031/k10015840761000.html
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