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外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」が、アメリカやフランスなどの国民を殺害するようイスラム教徒に呼びかける声明を出したことを受けて、中東や北アフリカを中心に海外に滞在している日本人らに対し、テロなどの不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

シリアとイラクで勢力を拡大しているイスラム過激派組織「イスラム国」は２２日、イスラム教徒に対して、イスラム国への攻撃を続けるアメリカやフランスなど、有志連合に加わる国々の市民を殺害するよう呼びかける声明を出しました。
こうしたなかで、「イスラム国」の系列を名乗る武装勢力が２４日、北アフリカのアルジェリアで拘束されたフランス人の男性を殺害する映像をインターネット上に掲載する事件などが起きており、外務省では「今後も声明に呼応するグループが出てくる可能性がある」としています。
このため外務省は、中東や北アフリカを中心に海外に滞在したり渡航を予定している日本人に対し、最新の情報を入手し不審な状況を察知した場合には、速やかにその場を離れるなどテロなどの不測の事態に巻き込まれないよう、注意を呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140925/t10014862301000.html









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