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プロ野球・日本ハムの中心打者としてチームを引っ張ってきた稲葉篤紀選手が今シーズンかぎりで現役を引退する意向を固めました。

これは、球団関係者がＮＨＫの取材に対して明らかにしました。
稲葉選手はプロ２０年目の４２歳、平成７年にドラフト３位でヤクルトに入団し、勝負強いバッティングを持ち味に２年目からレギュラーに定着してチームの３回の日本一に貢献しました。
平成１７年には本拠地を北海道に移して２年目の日本ハムにフリーエージェントで移籍、翌年には自己最多となる２６本のホームランを打ってチームを４４年ぶりの日本一に導き、次の年には首位打者のタイトルを獲得して球団初のリーグ連覇に貢献しました。
さらに、おととし４月には、史上３９人目となる通算２０００本安打を達成しました。
しかし、コーチを兼任した去年は不振で２軍落ちを経験し、打率は２割３厘とプロに入ってから最低の成績に終わりました。
今シーズンは再び選手に専念して復活を目指しましたが、開幕直後に痛みの出た左ひざを手術し、７月中旬に復帰してからも、ひざの状態を見ながらの起用が続き、ここまで２３試合の出場にとどまっています。
稲葉選手は球団に対して「手術した左ひざをはじめ自分の体の状態に満足できない」と今シーズンかぎりでの現役引退を申し出たということで、２日、記者会見を開き正式に表明する予定です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140902/k10014270891000.html








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