2014年08月06日
「妖怪ウォッチ」で最高益 増産へ
子どもたちに人気のおもちゃがヒットしたことなどで、「バンダイナムコホールディングス」のことし6月までの決算は、売り上げ、営業利益ともに第1四半期としては過去最高となり、今後、関連商品の増産を進める方針を示しました。
発表によりますと、バンダイナムコホールディングスのことし6月までの3か月間の決算は、売り上げが前の年の同じ時期より15%増加して1225億円となったほか、本業のもうけを示す営業利益も26%増えて168億円と、いずれも第1四半期としては過去最高になりました。
これは当初、年間で70億円を想定していた「妖怪ウォッチ」というアニメの関連商品の売り上げが、ことし6月までの3か月間だけで65億円となるなど、アニメ関連の事業が好調だったことが主な要因です。
一方、人気の過熱で商品が品薄になっているため、インターネットで店頭価格の数倍の値段で転売されるケースも出ていますが、これについて石川祝男社長は会見で、「皆様に大変ご迷惑おかけしている」と陳謝しました。
そのうえで石川社長は、中国とフィリピンで生産している商品について、「通常は行わない空輸をすることで、いち早く提供するほか、さらなる増産へ向けて生産を委託している企業と交渉を進めたい」と述べ、今後増産を進める方針を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140805/k10013568581000.html
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