ロボットと生活をテーマにしたような作りで、ある種90年代以降のロボットアニメの原型のような作りで、ロボットでアレコレとした作業を請け負う零細企業(竹尾ゼネラルカンパニー)が、救助なんかの依頼を受けて地球侵略をしてくる謎のロボット軍団と戦う話。
敵は専ら農業コロニーなどを襲撃して破壊していくため、だんだんと物価が高くなりただでさえ金のない竹尾ゼネラルカンパニー社員達の生活はどんどん悪化していく、とんかつ定食のとんかつがやたら小さくなる等死活問題が多数。
社長という肩書きも有り、たまに他社の社長が出てきたりするときがあったり、色々とそれらしい作りになっている。
まだこの手の作品のお約束が確立されていなかった時期だけに、ところどころ未完成な印象設けます、学校要素とロボと竹尾ゼネラルカンパニー要素がそれぞれ別個で成り立っている感じでした、ところどころ絡むものの、特に序盤はあくまで独立した要素といった感じでした、後半になり徐々に密接に関わるようになりましたが。
それから世界観的にキャラの言動から早いうちに「ロボットが多数稼働しているであろう世界」であることが示唆されているのですが、ゲストメカ回は最小限で後半、寂しいです。ただ後半になるにつれてスタッフが世界感に慣れてきたのか、これらの問題は改善されていった気がしますが。
なんというか初期作品、黎明期の手探りの作風といった感じです、このあと数年分は時代的にこの手の作風は目立たなくなりますが、80年代末期から90年代に色々と近い作風のアニメ(勇者、エルドラン、ダイ・ガード、パトレイバーその他諸々)が制作されたことを考えると、色々基礎的なものを確立したアニメだったのでしょうか。
メカ紹介
トライダーG7 :パイロット 竹尾ワッタ(パイロット兼社長)
普段は公園に頭だけ出して置かれており、子供が遊んでいる。発進の際にはアナウンスを行い、子供はそれを聞き撤収、それから発進、これは結構有名。対象年齢が低いせいであまり高額な値段が設定できなかったのもあるのでしょうが、えらくローコストで動いているらしく、100万で依頼を受けてくれる。本編では専ら戦闘ばかりだが、ドラム缶の片付けみたいな依頼でも出動する。
トライダーシャトル
トライダーを打ち上げるためのシャトル。単独では宇宙に飛び出せないのか、このシャトルをドッキングして打ち上げを行っている。普段はその片の空き地に置いてある。専務ら社長以外が乗り込んで操縦する。船内では毎回いろいろなおやつが作られている等生活感にあふれている。
トライダーシャトル改
改良されたシャトル、よりシャトルっぽいデザインになっている。
自転車
金がないので足は専ら自転車便り。専務が息子に自転車を買いたくても金がなくて買えなくってバイトしてるのがバレる回もあったり、無視できない存在。
これも見たのが前なんでやや記憶が怪しい。
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