本来痛快娯楽復讐劇として、ロボットアニメであることを隠して広報されていた。その時は西部劇っぽい作品としての宣伝であった。中身はロボットアニメだった。
囚人惑星であるエンドレスイリュージョンにて、婚約者を結婚式の当日にカギ爪の男に殺された男ヴァンが、敵討ちのために、道中知り合った、兄をカギ爪に連れていかれたウェンディとともにカギ爪の男を追う話。
ガンダムシードのアンチテーゼということらしい、なので敵の声は保志総一朗。そのせいか当時はある種の荒れやすさがあったことを覚えている。
一応スパロボに参戦したものの、初参戦が不評なK、その後も原作再現なしの学園にしか参戦していないため、未参戦っぽい扱いになっている。というか参戦前の段階で参戦希望の声は多かった確か。
あらすじ
ラッキーザルーレットという悪人に襲撃された街、そこに一人の男が現れる、その名をヴァン、その男はその強さで捕まった少女、ウェンディを結果的に救出する。そして町長から町の惨状を聞かされ、用心棒にならないかと持ち掛けられるが、理由がないと拒否する。
そしてラッキーの屯すバーへ行くが、そこでラッキーに絡まれて賭けを持ちかけられる、そこでラッキーは人を正面からしか撃たないという。その後ヴァンはラッキーの逆鱗に触れて撃たれるのだが、生きていた。
そしてラッキーは自分のヨロイに乗り込んで街を襲撃、ウェンディはラッキーの前に立ちはだかるがそのまま殺されかける、そこにヴァンが現れ、ウェンディのために戦うといい自分のヨロイ、ダンを使いあっさりとラッキーをあっさり倒す。そしてラッキーはウェンディの兄をカギ爪の男に売ったことを聞かされる、それを聞いてヴァンの顔色は変わった、ヴァンはその鍵爪を追っていたのである。そしてウェンディも兄が鍵爪に売られたことを知り、同じ目的のヴァンに勝手についていくことにしたのである。
そして旅を続けるうちに、ヴァンとは知り合いで情報屋のカルメン99や、かつてヨロイを悪用する無法者と戦っていたという老人たちや、ヴァンと同じくカギ爪を追う男レイ、ヨロイの試合でファイトマネーを稼いで孤児院を運営するプリシラなどに出会うことになる。そしてまた単なる無法者以外にも、カギ爪の男の組織とも幾度となく戦っていくことになるのだった、そして一行はカギ爪のもとへ徐々に近づいていくことになるのだったが…。
登場メカ
基本すべてヨロイと呼ばれる。ロボット型が基本だが、それ以外の形もヨロイ扱いだったり定義は不明、街によっては車をヨロイと呼ぶ街もあるが、さすがにそれはヨロイじゃないらしい。
ヨロイはオリジナルと呼ばれるものとそれを模したレプリカからなり、オリジナルは囚人惑星エンドレスイリュージョンの管理のために軌道上に配置されており、オリジナル7と呼ばれる集団がそれを運用して惑星の治安を維持していた。しかしオリジナル7は時とともに腐敗しており、オリジナルのヨロイはそれ等が一掃えされたのち、カギ爪の一味によって運用されている。
オリジナル
エンドレス・イリュージョン管理のために用意されたヨロイだったが、現在はダン以外カギ爪によって采井されている。G-ER流体という素材を使っており、2足歩行が可能。
ダン・オブ・サーズデイ:ヴァン
元々はかつてのオリジナル7のヨロイだったが、オリジナル7の生き残りであるガドヴェドによってヴァンが搭乗者に選ばれたという流れがある。ヴァンの婚約者エレナが殺された後、ヴァンに敵討ちのために運用されている。基本衛星軌道上に待機しており、呼ばれると降ってくる。ヴァンは改造されておりダンなしでは生きられず、定期的にダンからG-ER流体を取り込む必要がある。
ディアブロ・オブ・マンデイ:ガドヴェド
オリジナル7の最後の一人ガドヴェドのヨロイ。
サウダーデ・オブ・サンデイ:ミハエル
ウェンディの兄ミハエルのヨロイ。
メッツァ・オブ・チューズデイ:ウー
カギ爪の息子の操るヨロイ。
ダリア・オブ・ウェンズデイ:ファサリナ
カギ爪の一味の一人ファサリナのヨロイ。
シン・オブ・フライデイ:カロッサ
双子の兄カロッサのヨロイ。
セン・オブ・サタデイ:メリッサ
双子の妹メリッサのヨロイ。
レプリカ
オリジナルを模してエンドレスイリュージョンで作られたヨロイ、性能はオリジナルに劣る他、基本二足歩行ができない。
エルドラX:ネロ、ホセ、バリヨ、カルロス、(チヅル)
村の老人たちが動かす旧型のヨロイ、数十年前にザウルス帝国という悪の組織と戦っていた勇者だったようで、多くの悪事を働くヨロイを葬ってきた過去を持つ。ガオガイガーやコンバトラーXをはじめとする色々なロボットアニメのパロディであり、合体ロボットでありまた外見はモロにガオガイガー、必殺技もほぼガオガイガー。ピンクアミーゴ抜きだとエルドラWとなる、マスクがおりず合体前の勇者顔になる。
サイズは通常のスーパーロボットサイズなので大型、ブラウニーと並ぶとよくわかる。
エルドラソウル:ネロ、ホセ、バリヨ、カルロス
エルドラXの改良型、合体機能がなくなり代わりにG-ER流体を採用しており二息歩行が可能になっているほか、燃費は悪いもののバッテリーも改良しており戦闘可能時間が長くなっており、さらに予備バッテリーも搭載されている。
元々レプリカでは最強クラスだったため、その性能は部分的にオリジナル7に匹敵している模様。燃費は悪い。
ブラウニー:プリシラ
シスターママという人物が孤児院の運営費として賞金を稼ぐために使っていたヨロイであり、ママの死亡後はプリシラが引き継ぎ、プリシラがヨロイバトルを行い賞金を稼いで孤児院の運営費を稼いでいた。ヴァンと一度戦うが、事実上敗北した当たりで本来の対戦相手が現れヴァンが去ったためにそのままヨロイバトル自体は優勝している。その後エルドラソウルとともにヴァンの応援に駆け付ける。
運動性は高いが火力は低め。操縦は搭乗者の動きをトレースする。
ヴォルケイン:レイ
ヴァンと似たような境遇の男、レイが搭乗するヨロイ。元々光学兵器の試作用のヨロイであったらしく、その技術はネオオリジナルへと使われている、そのためにネオオリジナルと戦うことが可能。地中を移動しており、召喚時は地中から湧き上がってくるため、ダンと対照的な描写になっている。最後は自爆で犠牲になった。
バースデイ:カギ爪の男
超巨大なヨロイであり、カギ爪の計画である幸せの時の発動を行うために建造された。
感想など
基本的に「深夜アニメが本格的に増え始めた時期の、高評価だったアニメ」という感じ、面白いですね。今とはさすがに切り口が違うんでしょうかね、最近はあまり見なくなった感じもしますこのタイプ、良くも悪くも。
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