放映形態はネットによる販売、レンタルによる配信(現在はアニメ等のVODサービスの見放題プラン等に入っている場合有り)。放送時間は通常のアニメより短く18分で4話。
ジオンによって壊滅させられたL5のサイド4宙域にてサイド4(ムーア)の生き残りであり連邦軍に所属するムーア同胞団と、サイド4を死守するジオン軍の傷病兵によって構成されたリビングデッド師団の戦いを描く。
漫画3巻分をアニメ3話分位の尺に詰め込んでいるために、かなりサクサク進む。テンポは非常にいい。
連邦の学徒が登場しますが、今までは連邦学徒の表現は厳密にはなく、アムロは15歳だが学徒ではないし、iglooの5話ボールパイロットは子供っぽいが身分は明言はされていなかった(素人とだけ呼ばれていた)。ただ万年人手不足のジオンと比べれば人数には余裕があると思われる連邦なので、詳細は不明。
2期はやらないだろうとも言われていたが、2期も発表された。
あらすじ
1年戦争の開戦直後に壊滅したスペースコロニーサイド4「ムーア」の残骸、今は残骸が時折放電し雷のようになることから、サンダーボルト宙域と呼ばれるようになっていた。
そこにはジオンの傷病兵によって構成されたリビングデッド師団が守っており、ジオン本国への連邦の攻撃を防いでいた。
それに対してムーアの生存者によって構成されたムーア同胞団は、ジオンをサンダーボルト宙域から排除し、再びサイド4への帰還を目的にリビングデッド師団と戦いっていた。
ムーア同胞団のジム部隊はリビングデッド師団を排除する為に出撃するが、多くがデブリに隠れ狙撃するジオンMSの攻撃により撃墜され、大損害を受けて撤退する、そんな中ジムのパイロットであるイオ・フレミングは撃墜されるもコアブロックで脱出し、ジオンのスナイパーであるフーバーのリックドムをパイロットを殺し奪い取り母艦へと帰還を果たすのであった、その際にリックドムと通信が繋がっていたジオンのもうひとりのスナイパーであるダリル・ローレンツと顔を合わせる事になる、ダリルはフーバーの敵をとると誓うのだった。
そして帰還したイオは新たに配備されたフルアーマーガンダムのパイロットに選ばれる、フルアーマーガンダムで出撃下イオはジオンに大損害を与えるのであった。
ジオン側はそれに対抗するために、スナイパーのダリルにパイロットの切断された四肢を繋いで機能する「リユース・P・デバイス」を搭載したサイコ・ザクに対応させるため、ダリルの残った左腕を切断するのだった。
そんな中、度重なる戦闘で何人ものパイロットとMSを失ったムーア同胞団に、多数の学徒兵が補充される事になる。そしてイオは再び出撃し、今まで幾度となく辛酸を舐めさせられてきたダリルに戦いを挑む事になる。
登場メカ
独自のアレンジが加えられた1年戦争MSが基本。
地球連邦軍(ムーア同胞団)
サイド4ムーアの生存者たちによって構成された集団。ムーアの奪還を目的に、ムーアの残骸であるサンダーボルト宙域に存在するジオン軍を排除する為に戦っている。
フルアーマーガンダム:イオ・フレミング
イオは最初はジムに乗っているが、イオがジムを失った後2話で配備される。大量のシールドを装備しており、デブリの多いサイド4の戦闘に特化している様子。ジムとは比較にならないほどの高性能らしい。
劇中で映るガンダムはこれのみで、しかも途中からジムに代わって試作機として配備されるため、尺の短さも有り出番は少ない。
ジム:イオ・フレミング、ムーア同胞団パイロット
連邦軍の主力MS、ただし独自アレンジにより多数のシールドを装備している。ビーハイヴに多数が配備されていたが、冒頭の戦闘で殆どが撃墜されている。
コアブロックが装備されており、イオはそれで脱出している。ワンカットしか写っていなかったので詳細は不明。
ジムキャノン:学徒兵他
大量のジムを失ったビーハイヴに多数が補充された、キャノンを1基装備のジム。パイロットは主に学徒兵。ジムと違いシールドは装備されていない。
ボール:学徒兵他
連邦軍のモビルポッド、ジムキャノンと共に出撃するが、デブリに隠れたジオン軍によって一網打尽にされた。
ガンキャノン
連邦軍のMS、キャノンは両肩に装備されている。出番は多くない。
ビーハイヴ:クローディア・ペール、コーネリアス・カカ、グラハム
ムーア同胞団の母艦、長いコロンブス級みたいな外見で、多数のMSを格納している。艦隊戦ではサラミスと共に砲撃しているシーンがあり、ある程度の火力も持ち合わせている模様。
サラミス
連邦の巡洋艦。基本的にモブ。
セイバーフィッシュ
回想にのみ登場、ムーア軍が使用していた連邦の戦闘機。カラーは青(通常はオレンジ)。ゲームではよく見かけるものの、アニメで見かける事は滅多にないレアメカ。
ジオン公国軍(リビングデッド師団)
体のどこかしらを失った兵によって構成される師団、兵力不足に悩まされたジオン軍が苦し紛れに編成した模様。基本的に皆体のどこかしら義手、義足。
ザクT:ダリル・ローレンツ
旧型のMS。スナイパーに機動力は不要と一時期 ムーア壊滅の回想シーンにも搭乗。
ザクU:ダリル・ローレンツ、カーラ・ミッチャム、キース・マイヤーズ
普通のザク。ダリルのザクはビッグガンを装備してスナイパーとして活躍していた。
サイコ・ザク:ダリル・ローレンツ
リユース・P・デバイスを搭載したザク。ダリルの失われた四肢の代わりに手足が動く。
リック・ドム:フーバー・アイスラ、フィッシャー・ネス、イオ・フレミング
陸戦用のドムを宇宙用に対応させたMS。1機はイオに奪われている。
ゲルググ
ジオンの新型MS。登場はわずか。
ガトル:レイトン
ジオンの戦闘機。MSパイロットを母艦に運んだりするのに使われていた。
ビッグガン
MSではなく大型のビーム砲。リビングデッド師団はこれを使いデブリに隠れて狙撃を行っていた。
ドライドフィッシュ:バロウズ、カーラ・ミッチャム、JJセクストン
リビングデッド師団の旗艦。ほかのガンダムではあまり見られないパプワ級。
ムサイ
ジオンの巡洋艦。基本モブ。
余談
イオ役はガンダム00のグラハム・エーカー役(部下にダリル)とガンダムUCのナイジェル・ギャレット役(部下にダリル)の中村悠一氏。3回もガンダムでダリルと縁がある役をやることになったのでネタにされている。
感想
結局劇場公開は行けなかった。かなり圧縮されたシナリオなれど、スピード感が有りまたUCの作画スタッフと言う事でかなりの作画で面白かった。しかし3巻をこの長さに押し込んだため結構な大急ぎ展開、まだ原作未読なので、読んでみようか。
推測、考察のようなもの
フルアーマーガンダムは途中登場で戦闘回数は多くない割に、ジオンはフルアーマーガンダム出撃当初からガンダムの名前を知っており、またガンダムに対し敵意を持った、驚異だと認識していると思われる発言が有る。
この世界観はパラレルと言われるためフルアーマーガンダム以外のガンダムがこの世界に存在するか不明だが、ジオン兵の反応からサンダーボルト宙域で戦っているフルアーマーガンダム以外にもガンダムがいて暴れている可能性はある、つまりパラレルではあってもこの世界にはアムロがいる可能性はあり。
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