時空を超えてリースを行う企業タイムリース社が、様々な時代で起こった有名な事件の解決のためにリース品を送り、そのライバルであるシャレコーべリース社の三悪が妨害しようとして、それがイッパツマンに阻止されるというのが基本展開。
お約束の三悪はサラリーマンと言う設定で、イッパツマンが所属するタイムリース社のライバル社であるシャレコーべリース社のロストアンデル北部支社の支社長、部長、課長と言う設定、毎回タイムリース社の仕事を邪魔してくる。給料カットされたり朝起きたくなかったり仕事が失敗続きで人間やめたくなったりとサラリーマンの悲哀がギャグにされている、悲しきかな。そしていつも三悪ばっかりで出動して平社員は全く働かないと言う悲惨っぷり。
また三悪の一人コスイネンは既婚者と言う設定になっている。また三悪の一人キョカンチンは元兵隊だったらしい事が本人の口から語られている。
そしてイッパツマンは謎の人物と言う事になっており、正体をランたちに明かさず、三悪に襲われてのピンチ通信の結果豪速九の依頼を受けて助けに来ると言う事になっている。
そしてそのイッパツマンがピンチになるときロボットである逆転王に乗り込んで反撃して三悪を撃退するという役割。イッパツマン基本的に豪速九っぽく映るが、何者かは秘密にされている。
基本的なパターンは
三悪のギャグパートとタイムリース社のパート→タイムリース社にリースの依頼が届く→トッキュウザウルスがリース品を載せて発進→シャレコーべリース社の会長コン・コルドーの指令を受けてコルドーは闇の中へ消える→三悪がいろいろと妨害→バレる→ピンチ通信でイッパツマン登場→イッパツマンピンチ→逆転王登場で勝利→三悪が人間やめたくなる
と言うパターン
全体的にメタ発言多数。
1話だけですが、毎回毎回毎回何年も負け続けた悪が一回だけ勝つ回が有ります(30話)。
あらすじ
世界1位のタイムリース社、ついに時空を超えてのリースの事業を開始した。トッキュウザウルスを使い古代エジプトに怪力マシーンを届ける事になったのだが、ライバル企業のシャレコーべリース社の妨害にあいピンチに陥る。ハル坊は剛速球にピンチ通信を行う。そしてイッパツマンの基地ホームベーサーよりイッパツマンを乗せた弾丸ヘッド号は発進したのだった。そして逆転イッパツマンが駆けつけてクリーン悪トリオと戦う、クリーン悪トリオの攻撃は全くイッパツマンに通用しない。クリーン悪トリオは電撃メカイルミナーで戦いイッパツマンを倒そうとしたが、今度はトッキュウザウルスに格納されていた逆転王というメカが登場しイッパツマンを乗せ戦い、悪トリオはあっさり撃退される。
その後もクリーン悪トリオは何度も色々な時代に現れるトッキュウザウルスを妨害するが、毎回イッパツマンに負けてしまうのだった、そしてどんどん給料をカットされてどんどん絶望的な状況になっていくそして人間やめたくなっていくのだった。
毎回出てくる謎のヒーローイッパツマンは何者なのか、顔がそっくりなタイムリース社のメカニックマンである豪速九のようだが、豪とは少し違うようにも映るのだが…。
しかしそのイッパツマンに長らく負け続けたクリーン悪トリオの一人コスイネンは無断欠勤を続け修行に修行を重ね、ついにイッパツマンに対する対策を講じ、球死郎の介入もありついにイッパツマンに勝利し、イッパツマンを倒す事に成功する。
イッパツマンが倒されランやハル坊たちは意気消沈するが、再びイッパツマンが姿を現すのだった、イッパツマンとは何者だったのだろうか。
登場メカ
シリーズの伝統で大河原邦夫デザイン。なお大河原営業部員と言うキャラも登場する。
手元に大河原邦夫展の図録があったので見てみたらちゃんと載ってました。
タイムリース社
逆転王:イッパツマン
ハル坊がピンチ通信をすることでイッパツマンがやってくる、そしてイッパツマンがピンチになるとトッキュウザウルスの一部が分離して変形、逆転王になる。文字通り逆転するのが仕事のロボット。基本イッパツマンがピンチになるまではイッパツマンが生身で戦う。三冠王と違い変形シーンはBGMのみが基本。
中盤にダイヤモンド弾丸で胸を打ち抜かれてしまい、その後は主役メカの役を三冠王に譲り登場しなくなる。
トッキュウザウルス:放夢ラン、ハル坊、2-3
前半のタイム運搬メカ、一部が分離して逆転王に変形し、残された部分はリリーフドンになる、リリーフと言う名前なのか消火作業なんかも可能。常に笑顔。逆転王状態で中盤にやられてしまい、タイム運搬メカの役割をトッキュウマンモスに譲ることになる。実は出番がなくなっただけで完全破壊されたわけではなく、最終回でしれっと復活している。
移動中は23が歌っている。
弾丸ヘッド号:イッパツマン
イッパツマンの頭になる戦闘機。
三冠王:イッパツマン、放夢ラン、ハル坊
逆転王が負けた後に登場したイッパツマンの新型メカ。逆転王より装飾が増えており、色も黒っぽくなりややゴツくなる。またイッパツマン以外の2人もパイロットとして一緒に戦う事になる。逆転王と違い挿入歌が入る事が多いが、逆転王と同じBGMで変形する時も多い。
体型的になんかダグラムをスーパー系化したような感じで、デザイナーが同じ人だということを実感する。
弾丸ブースター号:イッパツマン
三冠王版の弾丸ヘッド号。
トッキュウマンモス:放夢ラン、ハル坊、2-3
後半のタイム運搬メカ、三冠王に変形する。トッキュウザウルスがやられた後に新たな運搬メカとして登場した。車輪で動くザウルスと違い4足歩行で動く。常に笑顔のザウルスと違い常に真顔。残された部分はリリーフカーとなる、そして三冠王を乗っけることもできる。
2-3
トッキュウザウルス、トッキュウマンモスを運転する等身大ロボット。喋り方が訛っている、ロボットだがあんまり強くはない。
その他タイム運搬メカ
運動会イベントにてタイムリース社には他にタイム運搬メカがトッキュウモモイロネコ、トッキュウペリカン、トッキュウカンガルー、トッキュウドッグがいる模様。それぞれモチーフは実在する宅配便のサービスだと思われる。基本的に三悪に妨害されるのはいつもトッキュウザウルスとトッキュウマンモスのため、彼らに戦闘能力があるかは不明
ホームベーサー
タイムリース本社の地下深く、地下10階よりも下にあるイッパツマンの基地、タイムワープ用の砲塔と通常の砲塔を持っており、そこからイッパツマンの乗った弾丸ヘッド号を発信させる。移動が可能で常に移動している。
イッパツマン
前半のイッパツマンはロボットで有りゴウが超能力で遠隔操作していた。後半は剛自身がイッパツマンとなり戦う、がサポートをハルカが行う。
シャレコーべリース社
世界企業番付2位の企業、タイムリース社のライバル。毎回タイムリース社を毎回毎回妨害し、タイムリース社のリース品にいろいろと細工を行いタイムリース社の信用を下げようとする。基本的にロストアンデル北部支社のクリーン悪トリオがイッパツマンと戦い毎回やられる。支社の数は1000にも登るらしい。その正体は人類の宇宙進出を止めたい異星人コン・コルドーによって作られた企業。コン・コルドーを除けば基本地球人で成立しておりコルドーの目的を知らない。
シャレコーべバギー:ムンムン、コスイネン、キョカンチン
三悪の乗るバギー、神戸で製造されているらしい。
レスラーメカ:ムンムン、コスイネン、キョカンチン
三悪のメカ、毎週やられるのが仕事。基本シャレコーべバギーが頭になる。
シャレコーベダチョウ:ムンムン、コスイネン、キョカンチン
後半の三悪のメカ、役割的にはバギーと同じ。
スポーツメカ:ムンムン、コスイネン、キョカンチン
後半の三悪のメカ、レスラーメカと同じようなポジション。シャレコーべリース社の下請け会社のマシンフレンド社によって製造されているが、予算不足のため基本的に弱い。
大逆転王:ムンムン、逆転サンパツマン、キョカンチン
逆転王っぽい感じのレスラーメカ。弱い。ついでにドンコウシャレコーべと言うトッキュウマンモス的なメカも登場。
感想等
古き良き時代の娯楽アニメ、安心して見れますし非常に安定した作り。全体的によく作られています。あと地味ながら良い動きをするメカが多い、派手さはそんなにないんだけど良い動き。
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