様々な作品のパロディを混ぜつつ、パイロットとなり宇宙怪獣と戦う少女タカヤ・ノリコを中心に話が進む。やっぱリ内容的に多いヤマトパロ、他にも松本零士作品のパロが多数、私の勉強不足で完全に元ネタを把握するのはこんなんですが、非常にパロ多し。
SF性も多く、いろいろな設定があるようで、特典映像で様々な設定を解説されています。それによるとこの世界の太陽系は、水金地火木土天海にまだ惑星扱いだった冥、それに魔王星、智王星、神無月星、雷王星、そして太陽の伴星のねめしすがある設定のようです。一連の星には機動半径や質料など基本スペックが設定されています。
ウラシマ効果によってどんどん周囲が老化していく展開で、後半には同期は皆老人、そして最終的には1万2千年も経過してしまうという展開にもなっています。
あらすじ
タカヤ・ノリコはロボットの操縦訓練を沖縄で受けていたが、その成績は良くなかった。ところがコーチに選ばれてしまい、特訓を受け、また周囲からはその立場から嫉妬により画鋲を椅子に置かれる等のいじめを受けるが、逆境をはねのけあこがれのお姉さまアマノ・カズミを目標に成長していき、パイロットとなった。
その後宇宙に出るが、そこで死んだ父の戦艦るくしおんを見てしまう、その後お姉さまことアマノ・カズミとコンビを解消され、その後スミスと言う男と組むことになる。しかしスミスはノリコを助け戦死してしまう、ノリコはその為に戦意を失ってしまうのだった。
登場メカ
ガンバスター:タカヤ・ノリコ、アマノ・カズミ
主役メカ、バスターマシン壱号、弐号が合体して誕生。500mと言う主役ロボットとしては圧倒的な巨体を誇る。が戦う場所が場所(宇宙空間)なのでそれでも小さいサイズ。
登場は中盤からでそれまではノリコ達はRX‐7に搭乗している。
最終的にはボロボロの上半身だけになり地球時間では1万2千年が経過したがノリコたちを地球まで送り届けた。
黒ベースに赤や黄色、そして目はモノアイ、そして角にガンダムの赤唇等が付いたデザイン。
バスターマシン壱号:タカヤ・ノリコ
弐号と合体してガンバスターとなる、合体後はガンバスターの上半身。
バスターマシン弐号:アマノ・カズミ、ユング・フロイト
壱号と合体、合体後はガンバスターの下半身。
バスターマシン参合
決戦用の爆弾、材料は木星。これを銀河中心で縮退させてブラックホールを作り宇宙怪獣の巣ごと消滅させる。一度は縮退に失敗したがバスターマシンを縮退させると言う方法でなんとか縮退に成功。
シズラー:ユング・フロイト
ガンバスターの量産型、縮退炉は1つのみ。
RX‐7:タカヤ・ノリコ、アマノ・カズミ、ユング・フロイト、スミス・トーレン他
バスターマシン以前の人型兵器、初期にノリコはこれに登場していた。性能的には宇宙怪獣に対抗するのは難しいようでやられっぱなしだった。
るくしおん:タカヤ・ユウゾウ
ノリコの父が乗っていた船。宇宙怪獣の攻撃を受け、コーチだけが命からがら脱出してきた。途中で一度再登場する。
エクセリオン:タシロ・タツミ
中盤のノリコ達の母艦になった。
ヱルトリウム:タシロ・タツミ
70kmもの超大型戦艦。銀河殴りこみ艦隊の旗艦。
宇宙怪獣
大量に出現する敵。目的は人類の殲滅で有り、銀河にとって邪魔な存在である人類を殲滅するため地球を目指している。
劇場版
再編集劇場版、シナリオをカットしたもの。前半部分の展開をある程度カットして時間を確保したもので、特に序盤の展開やユングの見せ場がかなりカットされている。
感想
なんと言うか、80年代OVAオリジナル作品としてはかなり完成度高いなと言うか、最高クラスなんじゃないかな?って言うだいたい既存の評価に落ち着きました。とりあえず一本の一つって印象。何見らいいかわからん時に候補にあったらとりあえず。
パロを混ぜつつも結構しっかり一本の話になっているので出来がいいなと。
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