時代が非常に古い作品で、連載は59〜60年と言う超レトロ(鉄人より少しあとくらい)、まだテレビがモノクロだった時代の漫画。その為今とは表現が少し違い、例えば遊星などという表現が出てくる(近年というかここ数十年は惑星と言う表現)、モニターもダイヤル式等ギミックが中々当時。街並みも半世紀以上前なのでそんなに高層建築がなく、そのためか13号も比較的小さい。
内容としてはロボットの13号と操縦者江戸川京太郎が様々な事件を解決しているものなのですが、敵の種類も様々で、同サイズロボットは少なく、13号より小型で大量だったり逆に大型だったりと様々、所謂ロボvsロボの路線ではないです。
13号のネーミングは博士の研究の通し番号で、ロボットは13号のみの模様、11号までは詳細不明。
概ねゲストは割と死亡率高めで、生きていても後処理が大変な設定のキャラが多いためかめんどくさいキャラは死亡気味、一部は生存と言うか遠くへフェードアウト出来ている。
あらすじ
人工衛星が墜落、実験用に載せていた犬であるライガーが水爆実験の影響により手がつけられないほどの力を持ってしまい大暴れ、自衛隊の攻撃すら通用せず、元の飼い主の江戸川博士の家へ向かい江戸川博士の家を破壊しまくり、研究1〜11号までを破壊してしまう。
博士は12号の引力切断機で脱出するが、頼みの綱13号はテスト飛行中で中々帰ってこない、なんとか13号を帰還させライガーを無人島に話して事なきを得る、しかしその後13号がニセの京太郎に奪われる、オルゴン遊星からやってきた宇宙人ドクガーと戦う、今度は13号がコピーされる等様々な敵が13号の前に立ちはだかる事になる。
登場メカ
13号:江戸川京太郎
江戸川博士の研究の13号なので13号、決して13番目のロボではなく、それ以前のナンバーは全く別の機械。サイズは不明だがあまり大きくはなく10以下の様子。
外見は昔の潜水服のようなもの、基本的に博士の息子京太郎による遠隔操作で、操縦はリモコン依存。謎のカメラで3人称視点で動きを追うことができるようで、多少距離があっても大丈夫の模様、また動きを見る限り武器は概ね使わないが飛び道具を使ってるカットも有り。
序盤は自動操縦っぽい描写も有り、正直細かいところが不明。
12号
引力遮断機、単に浮く円盤状のボードでロボではない、3人位は乗れる。
十三男
とみおと読む、金属でできた人間。江戸川博士に回収され京太郎の弟分となるが死亡する。
敵等
総合的にいえば普通の大型ロボットはごく少数で、またサイズ的にもバラバラで、13号より小さいものから大きなものまで様々。あんまり純粋に13号と同サイズのロボットみたいな敵はいない。
ドクガー
人間の血をすう宇宙の蛾。
太古人
太古の地球に住んでいた巨人、操られて暴れる、正気に戻って13号を助けるが毒ガスで絶命。
100倍ロボット
人間の100倍の力を出せるらしい。
13号の玩具
13号の玩具として売られていたが、実は敵の罠で暴れ始める。
感想等
古い漫画なので割と読みにくいものの意外と読める感じで結構楽しめた。
リモコンのデザインが基本的にダイヤル式等当時のものなのに、小型でコンパクトでモニター付きの割に薄く妙に近代的なのがちょっと気になったポイント。
割とキャラがあっけなく死ぬのに昔を感じます。
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