トランスモーファー(フォーマーにあらず、TFの偽物)を見たときも感じた事ですが、現在の技術の進歩のおかげでこういった怪しいパチモンっぽい作品でもそこそこの映像ができてしまうのだなと、ただロボット自体は予算不足からかなり挙動が軽く、50m〜100mクラスのスーパーロボットサイズのはずなのに、動きの軽さからガンダム以下のSサイズロボットに感じてしまいます。最終的に墜落するシーンがあるものの、衝撃が殆どないあたりもやっぱり軽い。
また予算不足から巨大戦はなるべく避けて、コックピットや指揮官のシーンでごまかしているあたり、ある意味ロボットアニメ的ではあります。
他の方も指摘されているように、特に場面展開が結構いい加減で話の展開も取って付けた感、しかし話の筋は単純なので別に意味がわからなくなることはないですが、良くも悪くも好事家向けのチープなB級映画なので、一般が見るものではないです。かと言って所謂Z級かって言われると、そこまでの禍々しさやツッコミ所や予算不足と言うほどではないので、ネタものを期待するならやや微妙な感じもします。
予算不足とはいえ冒頭に田舎パレードで数百人規模でエキストラが動員されてますし、それなりの予算はあります。
怪獣が巨大な割に、死体の多くが単に血を流して倒れているだけで巨大なものに襲われた感があまりないのが最大のツッコミ所な気はしました。
あと避難中だけど橋が渋滞していると言う設定なのに橋は双方向に車が走っており割と順調に流れてる気がするところとかも、橋に関しては都合のいい映像がなかった様子。あとロボットの推力ありすぎる。
ただ一ついいところとして、昼間のシーンが多いので暗くて見にくい心配はないです。
あらすじ
各地の油田が破壊される自体が起こる中、調査をしていた探査船であるヘロドトス号が破壊され、近くの油田もまた犠牲になる。
そこでかねてから建造していた巨大ロボット三機を海底探査に向かわせる。ロボットはトラブル続きながらも海底に到達、そこで見かけたのは見たこのもない怪獣であった、主人公レッドは、命令を無視し怪獣を追撃、海岸に上陸した怪獣を友軍の戦闘機との協力もあり退治に成功する、しかし命令を無視したために逮捕されてしまうのであった。
しかしまたも怪獣が出現、その怪獣は核兵器を使うと言う話が出ていたもののなんとか爆撃で退治したものの、結局レッドもロボットに戻しロボットを改造、そうしたら3匹目の怪獣が出現、そのサイズは今までより大きい、ロボットでは対処できないと再び核兵器の話が持ち上がるながらもロボットで迎撃するが、なかなか倒せずついに核ミサイルが発射されてしまう。
登場メカ
ロボットが3機、全て単座で赤青緑の色違いの同型。最初は単なるレバー操縦だったが、途中で改造されて脳波でのトレース式のコントロールに、痛みがフィードバックされる仕様も追加。終盤装備が追加されるが何とも言えないデザイン。
予算不足もあり、迫力はロボット側も怪獣側も不足気味、戦闘機だけでもなんとかなりそうな気が、あとスケールはカットによって結構変わってる気がする。
感想
普通の怪しいB級映画、ただとんでもなく突き抜けてる訳でもないです。
予算不足って何回言ったんだろう。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image