知るきっかけとなったのは偶々劇場版が公開されていた時に公開していた映画館で別の映画を見に行って、そこでポスターが貼られていたのでタイトルだけ記憶したと言う感じです、その時興味は持ったものの実際に見たのは大分後。
化石燃料が枯渇し動力が不足する世界で人間は石英に魔力を込めて動かす力をもってそれを動力として生活していたのだが、100万人に一人そう言った能力のない者が生まれてくる事がある、それを能無しといい差別される世界。その世界で能無しとして生まれたライガットは、昔の友人でありクリシュナ国王でもあったホズルに呼び出され王都に向かい、そこでホズルにアンダーゴゥレムであるデルフィングを見せられる、そこに敵の襲撃がありといった感じで始まる。
アニメは最近は珍しくなった全部手描き、そして化石燃料が枯渇し金属製品もない世界(全部石英)で火薬もないので、炎や爆発が基本的にない世界。アニメ版の展開は原作に追いつくまではほぼそのまま、追いついてからはオリ展開でTV版で新カット追加と言うスタイル。
原作との差異は意外と少ない、原作が追いついて以降はオリ展開とは言え、それ以前はだいたいそのままの再現。しかし原作の方が扉絵なんかにセリフに入りきらなかった背景設定と言うより過去のエピソードが添えられているので、アニメを見て思った疑問は大体解決されました。
例えば4人が入っていた士官学校がなんだったのか、複数の国の人間が同じ学校に入っているのはなんでだろう、どこの学校だと思ったら、その学校は3国合同で作ったものだったが先の戦争で廃校、さらにライガットが入っていた屯田学部は金さえ出せば入れるとかなんとか、士官学校がどういった形のものだかを知らなかったために、どうもその辺釈然としなかったのが。
ほか事の発端になった戦争の展開の展開も軽い解説があったりしますので、アニメ見て釈然としない部分はほぼ原作で書かれています、と言うより原作は思ってた以上に読みやすいです。
現在も無料WEBコミックという形で連載中で、一度はアテネスを撃退したものの今度はアテネスの占領下にある隣国の王女が現れて再びキナ臭くなってくる感じです。
登場メカ
基本的に魔動巨兵(ゴゥレム)と呼ばれる。原作版のみの機体は除きます、原作版は追々別に書く事になりそうですが、現在進行形で連載中なので。
12話ということもあって、1話限りみたいなのも多い。特に敵勢力であるアテネス連邦は特にその傾向が強い感じ、特にスペルタ部隊と呼ばれる部隊はびっくりするほど出番少なめで基本主役メカであるデルフィング、ライバル機でエース機で数もそこそこ出てきて後継機もあるエルテーミス、ほか量産機や
クリシュナ王国
基本全部旧式のファブニル、それ以外は発掘兵器のデルフィングと鹵獲機のエルテーミスくらい。原作では新型フレイアが登場している。
デルフィング:ライガット
発掘兵器、発掘当初はミイラ化した古代人が乗っていた。誰も起動することができず、なぜか能無しであるライガットのみ起動する事が可能、その性能は軽量ゴゥレムエルテーミスの倍の跳躍力を誇る等高性能。しかし全力だと最長30分稼働するごとに24時間の冷却が必要なようで使い勝手は悪く、行軍時は休息が必要だったりアニメ版的には最終回後の話だが原作では他のゴゥレムは歩きでデルフィングだけ車に乗せて押していた等色々不便。
モニターに表示される古代語は日本語メインに英語ルビで所謂架空古代語ではないのでより謎が深まる感じに、しかもインナーフレームの強度の高さに対して
古代語で運命に抗おうと掘られていた。肝心の古代人に関しては原作の方でもまだ目立った言及がないので何とも言えない感じ。
ファブニル:クリシュナの魔動戦士はネームドからモブまで大体この機体
公式なんかで紹介されているクリシュナ王国側ゴゥレムはだいたいこれ。かなり旧式らしいが一応改修はされている、本来防御タイプだった模様。将軍機等は色や一部の仕様が違うが性能は大差ない模様。
冒頭でお出迎えが旧式ゴゥレム3機と言う表現がされていたが、新型とかは特になくその段階でのクリシュナのゴゥレムは全部このファブニル。
エルテーミス(ジルグ機):ジルグ
鹵獲機体のエルテーミスを修理して使えるようにした。操縦難度が高すぎるので、味方殺しで収監されていたジルグが解放され乗り込むことになった。かなり無双していたが出番自体は短め。
アテネス連邦
やたら種類がある割に正直目立つのはエルテーミス、ラドゥン、ヒュケリオンくらいで、あとトロイア、ギラトス、それ以外はほぼゲストメカ状態、原因は多分スペルタ部隊。原作だとビノンテン戦以降も話が続くのでそれ以降に出番があるゴゥレムもいくらか。
エルテーミス:ワルキウレス部隊(ゼス、クレオ、リィ、エレクト、アルガス)
アテネス連邦が試作した新型ゴゥレム、機動性は高いが操縦難度が高く、試験中に事故を起こし採用は見送られていた。それをゼスのワルキウレス部隊が使用、戦線を突破して一気にクリシュナの首都を攻撃、首都の守備隊に打撃を与え戦意を挫くという目的のために使用された。冒頭でまっさきに登場するのはこれ。
エルテーミス・ネオス:ダフネ、バーン
エルテーミスの改良型、ワルキウレス部隊でエルテーミスが活躍したので、問題点が修正された。ライガットが所属するミレニル部隊を追撃したスペルタ部隊に2機配備されている。
ラドゥン
アテネス連邦の量産型ゴゥレム。白くて大量に出てくるのは基本これ。
ヒュケリオン:ボルキュス
ボルキュス将軍用ゴゥレム、将軍専用機でほかにもいるらしいが概ねボルキュス機と言う認識で良さそう。アニメではラスボス機になっている。明確に言及はされていないが数字を見ると相当高性能の様子。
トロイア:イオ
ベルゲン(80年前の大戦で独立できずアテネスに留まっている)の量産型ゴゥレムを廃棄パーツ等でカスタムしたゴゥレム。
ギラトス:ニケ
アームにノコギリ状の刃をつけたゴゥレム。この世界は大体圧殺で死亡するため、その圧殺に特化した性能。
ベルセボネ:バデス
バデス筆頭将軍補佐専用、登場後暫くは搭乗者であるバデス共々ボルキュス将軍と共に行動していた。バデスはその後スペルタ部隊を率いてミレニル部隊を追撃、ジルグをアテネスに誘うが断られ戦闘後戦死。
ドラギア:アイレス
アイレス筆頭将軍補佐専用ゴゥレム、ジルグの噛ませポジ。
テルトン専用機:テルトン
スペルタ部隊のテルトンのゴゥレム、オーランド製ゴゥレムの鹵獲機、スペルタ部隊がほぼワンオフ機ないしは新型、カスタム機等で構成されて見た目派手な割に出番は僅かだったのでテルトン機も同じく出番は僅か。
肝心のオーランドは東の大国で事の発端になった事件に絡んでいるがアニメでは特に出番はない。
レト専用機(原作だとプリギア):レト
狙撃用ゴゥレム、ジルグのエルテーミスの足を打ち抜いた機体。
アキレウス:テュペル
スペルタ部隊所属、名門テュペル家が私財を投じて作ったらしい。しかしパイロットのテュペルはコネ入隊と言われており正式な隊員だとも思われてなく出番も瞬殺で出オチ。なおそのテュペルは士官学校時代のライガットをリンチしていた。
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