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(11)岡田商船・きじま丸

房総の時間:きじま丸です。

きじま丸についてはメモ帳・ノート等が全く残っていませんので紛失したと思います。ネガも少ししか有りません。冷凍貨物船で6500重量トン・8000馬力くらいだと思います。

ニュージーランドのキウイ、ブラジルのオレンジ、フィリピンのバナナなどを運ぶ三国間航路でした。時化ると結構揺れました。



昭和61年成田空港。ニュージーランドで交替する乗組員。26年前、皆さん若いですね。意気込みが感じられる。



昭和61年きじま丸・NZタウランガ港。キウイを積んだ。ここで乗組員は交替。前方の山はデビルMt.といって信仰の山らしい。



昭和61年きじま丸・ベルギーのブリュッセルたぶん。オレンジを揚げたと思う。機関室や冷凍機の写真を撮ったはずだけど見つからず非常に残念。



昭和61年きじま丸・ブラジルサントスの夜景(絵葉書)。どこかノスタルジー。この頃、会社の不況が風の便りに聞こえて少し淋しかった。

結局このきじま丸が最後の船となった。岡田商船は昭和62年に解散を決めた。素晴らしい青春時代を与えてくれまた良い修業をさせてくれた。陸上に転職してからも岡田商船はいつも心にあって自分の自信になっていた。

平成18年に感謝の気持ちで写真展「青春鋼鉄・古き良き商船」を開催し大好評をいただいた。平成23年に定年退職し鎮魂の気持ちでブログに載せた。そのうちだれかの目に止まるだろうと。  船関係の記事はまだ続きます。



船大時化の航海


音符この素晴らしき世界




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