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地震とエレベーター

房総の時間:安全防災は地震とエレベーターです。少し固い話です。


エレベーターは10階建てのビルならば約30mの縦構の中をワイヤーで人が乗る「籠」を上下させる設備です。いつも人が吊下げられた籠に乗って自動で各階に移動しています。

「エレベーターはさっと乗ってさっと下りる」ものです。昇降口の前でぐずぐずしていると挟まれる危険性があります。また内部で籠を故意に揺らすと程度によってはワイヤーがロックされてその場で停止します。メーカー到着まで1−2時間?・・・・もしトイレが我慢できなかったら・・・・・・。

本題のエレベーターの地震管制の話をします。
多くの地震は初期微動のP波と主要動のS波からなり、初期微動(P波)が発生したあと数秒で主要動(S波−大きな揺れ)が到達します。

初期微動P波感知器はP波を感知してエレベーター籠を最寄り階へ停止させます。主要動(S波)が来る前に乗客をエレベーター籠から避難させるためです。その後、S波を感知しなければ一定時間経過後自動運転に復帰します。

S波感知器が主要動S波を感知すると、エレベーター籠を最寄り階へ停止固定しメーカー側の安全点検が終わるまで運転できません。

もしエレベーター籠が階の途中で止まった場合、
@揺れが小さかった場合は油圧ポンプの圧力を抜くことでエレベーター籠を下げることができます。ポンプ室とエレベーター側でち密に連絡を取らないと危険です。

A揺れがひどくて吊下げ装置がロックされた場合はその場所で救出することになります。籠の下は深い縦構なので落ちたら助かりません。相当な注意が要ります。

Bエレベーターの扉をあける場合専用の金具を使用します。
Cいずれもメーカー側は自分たちでは行わないように薦めています。メーカーの救出を待てということです。(以上はメーカーによって多少違います)

最近、大手エレベーターメーカーの機種でワイヤが全て切断して籠が落下したとか。こういうこともあるんですね。ワイヤの細りやストランドのチェックはしていたと思うけど・・・。



テレビエレベーター動画













   
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