アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2022年08月24日

私だけの特捜最前線→23「殉職II・帰らざる笑顔!〜単なる津上刑事殉職のドラマに終わらせない特捜」

tokusousaizensen.jpg
※このコラムはネタバレがあります。

特捜最前線が他の刑事ドラマと一線を画す特徴として、「刑事を殉職させない」との方向性があったと言われています。500回余の作品で殉職したのは二人だけ。その一人が津上刑事(荒木しげる)だったのです。

人気刑事ドラマだった「太陽にほえろ!」は、若手刑事の殉職をドラマチックに描いていました。殉職回のクライマックスは、事件解決よりも殉職シーンに重点が置かれていたように思われます。

津上刑事殉職編は「殉職I・津上刑事よ永遠に!」「殉職II・帰らざる笑顔!」の前後編で、前編こそ殉職へ向かうカウントダウンのように描かれていますが、後編のストーリーはちょっと違っているのです。

津上刑事は後編の冒頭で殉職してしまいます。しかし、事件は解決したわけではなく、さらに恐るべき事態へと進展していき、津上を失った特命課の刑事たちは焦りからか、冷静な捜査が出来なくなってしまうのです。

そんな刑事たちにヒントを与えてくれたのが、津上の「言葉」でした。前編の様々なシーンで何気なく口走った津上の「言葉」がキーワードとなり、事件解決へと導いていったのです。

殉職をドラマのクライマックスに据えるのではなく、一つの「過程」にとどめ、あくまでも捜査と事件解決を軸にしているところに、特捜最前線らしさを感じます。むろん、津上殉職をドラマチックに描きつつです。

殉職後、たった一人残された津上の妹が、神代課長(二谷英明)に「兄さんを返して!」と泣き叫ぶシーンには胸が痛みました。肉親の悲痛な思いをストレートに表現している演出にも特捜らしさがうかがえます。

神代も以前、娘が事件に巻き込まれて殺されるという経験をしています。その時、「娘さんを殺したのはあんただ!」と糾弾したのが津上でした。妹を見る神代の辛そうな表情が印象的なシーンでもあります。

★この回を収録したDVD(リンク先は無効となっていますので、クリックしないでください)

特捜最前線 BEST SELECTION VOL.2【DVD】

新品価格
¥4,174から
(2022/8/24 11:11時点)




★最新回までのコラムをまとめています
noteマガジン「私だけの特捜最前線」

★宣伝です。私の会社員人生晩年を振り返り、教訓を導いた著書が発刊されました。よかったら読んでみてください(リンク先のブログ内にあるアフリエイト広告からお求めください)
初の著書「『定年』は自分で決めよう!」が発刊されました!
20220510maike-211x300.jpg
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11558573
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
マイケルオズ@フリーランスライターさんの画像
マイケルオズ@フリーランスライター
「特捜最前線」がマイブームになっているオヤジです。リアルタイムの頃は津上刑事より若かったのに、今はおやっさんよりも年長者になりました(苦笑)
プロフィール
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリーアーカイブ
検索
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。