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2006年10月22日

ジーキル博士とハイド氏

ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)

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★★★☆☆

有名な古典的ホラーで、まさにそう言われている通りの雰囲気と内容で、そこそこ面白かった。

二重人格者の話。誰の心にもある白と黒との相反する部分を、自ら増幅させてしまった人の話。

一昔前の邦訳って、今読むとなんか新鮮に思えてくる。原文も1948年ということで、けっこう古いから、そこからして今とは違うんだろう。

物語の肝心な部分を、登場人物の「手記」として読ませているところが、面白いアイデア。

ただし、映画『リーグ・オブ・レジェンド』("The League of Extraordinary Gentlemen")に登場するジキルとハイドは、ハイドの時には超巨大キャラだったが、原作ではジーキルよりも小柄。まあその方がはるかにリアルだね。

※ 小学校の時に買ってもらったのを、今頃読んだ・・。

宝島・ジーキル博士とハイド氏 (ちくま文庫)


タグ:二重人格
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