2006年06月21日
ウランバーナの森
新品価格 |
★★★★★
自分の身近の、死んでしまった大切な人、生きている大切な人。
感謝してる人がいるのに素直に言えないとか、謝りたい人がいるのに素直に謝れないとか。
主人公の体験と共に、自分の中でも蘇ってくる。
素直になれた時、けっこう人はハッピーになれる。
ラストにかけては、軽井沢の風景と共に、爽やかな感情が降りかかってくる。
主人公ジョン(レノン)の持つ雰囲気や彼の音楽を少しでも知っているならば、さらに感慨深い気分になれるはず。
また、全篇にわたる便秘事件のおかげで、単なる感動ものと比べてかなり味があるよいお話しだった。
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