むーさんの負けてたまるか

今日、12月19日はW誕生日です
娘の19回目の誕生日であり
あたしの6回目の誕生日です
そう、生まれ変わった日です

脳卒中発症から
丸6年になります
もう６年かまだ６年か
あたしにはわかりません
濃密であった様な
流されてきただけの様な
不思議な夢の中の
住人でもあります

はじめてのブログにも
書きましたが
あの日の事と想いを改めて
書いてみようと思います
それは決して忘れちゃ
いけない事だからです

今は笑えているか？
あんな時代もあったねと
話をできてるのか？
正直わかりません
あたしのソウルソング「時代」
を聞くたびに自問自答しますが
六年たった今日でも その答えは
出てません
答えは出ません
生きる拠り所も
未だ霞の先です
幸せ探しの旅は
まだまだ続くのでしょう
でも忘れちゃ
いけない事はあります
確かにあります
今日はそれを再確認です



その日の事はやはり
昨日の事の様です
先程も書きましたが
今がまだ夢の途中かとも
思います (笑)
夢だったら醒めて！！


普通に起きて着替えて
洗面をして
何一つ変わらぬ朝でした
普通に目が覚め
普通に着替えて
普通に洗面をして
何一つ変わらぬ朝でした
いつもの朝だったんです
パソコンの前に座り
メールチェックした瞬間
それは起こりました
左顔に一瞬で広がる
とんでもない違和感
凄まじい痺れです
何が起こったのかあたしは
何故か即座にわかりました
意外なほど冷静な自分に
自分が驚いていました
その後の詳しいことは
はじめてのブログ
を見てください


一般病棟に戻り
ヘンテコな夢や幻想？
の後ようやくあたしは
色々考え始めました

(￣へ￣|||) ｳｰﾑ
手足が動かんなぁ
いつ動くのかなぁ
困ったなぁ
あたしは半身不随に
なったのかな・・・
まるで他人事の様に
考えていました
そりゃショックでした
本当にありえないと思いました
でも正直に言うと
それほど落ち込んでも
ショックでも無かったように
も思います
何かとんでもなく複雑な
感情でしたし
どこか上の空でした
そして確実に脳天気な
バカオヤジでした

あたしは楽観的な性格では
ありません
でもその時は暗闇に
落ち込むような想いは
なぜかありませんでした

バイクにまた乗れるかな？
スキーはできるかな？
脳の損傷でおかしくなって
いたのかもですね


実際にマヒーズの現実を
受け止めたリハビリ病院
出所時の方が
悩み苦しかったかもしれません

とにかく歩くんだ！という
もう車椅子ね！と宣言した
ドクターにリベンジする
勢いの方が先でした

その時あたしは明日が
２０日であり仕事上の
支払い日だったことを
いきなり思い出しました
嫁君にノートパソコンを
持ってくるように頼みました
嫁君も横に居たナースも
何言ってるの？無理でしょ？
まだ頭の固定の為に首を固定
されている状態でした (^^;)
支払いもくそもありませんが
自営のあたしは支払いも全て
一人でやっており指紋認証の
パソコンでしかできないのです

支払先はそのお金を当てにした
命の水かもしれません
できないじゃダメなんです
あたしも若い頃に何度も
煮え湯を飲まされて
支払いが最も大事なことであり
お客様よりも制作やサービスを
して頂く仲間の業者さんが一番
大事なんです
やって頂いているのです
やらせているのでは
絶対にありません
やって頂いているのです

かっこでも何でもありません
ベッドの中で動かない
身体でも絶対に支払いを
しなきゃいけないと
あたしは強く思いました
結果としては翌日
嫁君とナースさんの
協力を得て数件の支払いを
無事にしました
少し金額は間違えました



結果としては翌日に嫁君と
ナースさんの協力を得て
数件の支払いしました

ここからが迷惑患者の始まりで
この時点で仕事に戻った事にも
なるのかもしれません
自営の良いとこであり
悲しいところです (笑)

当時は高次脳機能障害って事を
深く知りませんでしたし
自分が羅患してるなんて
想像すらしていませんでした

少し前にコメントで
いつ頃、落ち着いたか？
との質問がありました
ある意味では今でも
落ち着いてないし
その支払をしたときから
落ち着いてると言えます


悲しいですが
その日の想いは
自分の事ばかりでした
なんでこうなった？
何で俺なんだ？
これからどうすんだよ？
足も手も無いよ＞＜

その日が娘の13歳の誕生日であり
大変な想いを掛けたこと
六年ぼ時間をあたしに
くれた嫁君ぼこと
嫁君の電話から只ならぬ気配を感じ
いち早く駆けつけてくれた
心友のKW　ＴＪのこと
事あることにリハビリの手助けを
してくれたＡＲ　のこと
夏の明治村に合宿はあたしの
歩行を根底から変えた！


多くのかけがえのない人たち
絶対に忘れちゃいけないのは
人なんです
人の想いなんです
もちろんNocoも (笑)
そしてバイクの蒼べいや車のMりんも

今日は
病気になり障害を負った事の
記念日じゃなく
人や物の想いのありがたさと
暖かさを大事さ優しさを
心から知る日になった
記念日なんです


今までのあたしは
どこか偉そうで
知らず知らずに上から
目線の人だったかも
しれません

今年の2月の大問題発生で
改めて人の想いに触れました
決して忘れちゃいけないことです


辛くて痛くてキツイ時は
今でもあります
動かない手足の不自由さも
基本は変わりません
もう全部が嫌になって
消えてしまいたいと思う事も
未だにふっとあります
でもあたしのために
人生を台無しにしたであろう
嫁君を初め
この世界で魂の支え合いを
させて頂いた方の為にも
あたしは人の想いに
感謝しながら自らも
人を想いやれる様な人に
ならねばなりません
それがある意味での
あたしの今の生きる
拠り所かも知れません
決して忘れちゃ
いけないことです


メーッセージくれた
遠くの娘よ
生きて生きて生きて
生きていこうね
生きる拠り所は
一生に探していこう
雨上がりの
アスファルトの道に
愛を謳うヨハネを
見つけるまで
ずっと一緒に
付き合うからね
頑張ろうぜ





まだまだ続きます