2016年10月10日
音楽療法の効果性とミネラルミュージック
音の自然食 純正律音楽とは♪
ウィーン少年合唱団、グレゴリオ聖歌、声明(お経)・・・これらに共通するのは、美しい、濁りのない響きです。この美しいハーモニーをもとにしたのが純正律音楽と呼ばれるものです。
現代日本の多くの音楽は「平均律」という1オクターブを機械的に12音階に分けた音からなっています。これは音楽をより多くの人に広める為には便利で良いのですが、ハーモニーには濁りが生じてしまいます。
これに対して「純正律」は、うなりのない美しいハーモニーとなる自然な音程をとるもので、透き通った心地よい響きが生み出されます。
最近欧米や日本の一部に平均律以前の音楽、いわゆる「古楽」ブームがありますが、宗教的コーラスものが多く、器楽曲にも興味深いものが多い。この「古楽」の調律が「純正律」なのです。
欧米人たちは、いまさら「純正律」などといわなくても「古楽」=「純正律」であることは当然なのだ。特にヨーロッパでは、ペルトやグレッキのように意識的に純正律で新しい曲を創っている人たちが沢山いるし、ポップスではエンヤ、アディエマス等の圧倒的な透明サウンドが純正律である。
しかし、日本では「純正律」の言葉すら、プロの音楽家でも知らない人が多い。そんな中で、日本でただひとり純正律のCDをいち早く出した、(故)玉木宏樹を始めとするNPO法人 純正律音楽研究会が純正律運動を始め、純正律音楽を聴いた方々から、癒し効果についての声が多く寄せられています。
その一部ですが、音楽療法と同様に様々なケースでは
「リラックスできる」「毎日寝る前に聴いて寝るが、1〜2曲でストン、最後まで聴いたことが無い」「鬱のとき、気持ちが癒されることがたびたびある」「高かった血圧が正常化し耳鳴りが消えた」「耳鳴りが気にならなくなり不眠症が解消した」「パニック発作が治まり不眠症が解消した」「痛みと心痛が和らいで熟睡できた」など。
他に、介護老人保健施設の認知症専門棟で純正律音楽を流すことで、徘徊、不穏が減少した例も報告されています。また、オーディオルームの居心地がいいのか、猫たちがいつも寝そべっているところに、CDをかけようとすると逃げていく。
そこで、純正律のCDをかけようとしたら、逃げ出そうとした猫が、音が出た途端、振り向いてジーっと聴き入って、そのうちスヤスヤとお休みになったという話もあります。これは、推測ですが、犬も猫も人間の可聴域よりもずっと高音部まで聞こえるということは、人間の周りの音、つまり人間に聞こえる範囲の音は、彼らにとっては超低音に近いのかもしれない。
ピアノでもそうだが、左手の低い方ばかり弾くと、汚くて落ち着かない。その上に平均律の濁った「ドミソ」を聞かされると彼らにとってはきっと、とっても不快な倍音を聞かされているのかもしれない。
そこへ、日頃とは違う澄み切ったハーモニーを聞いて、おや、これはいつもと違うぞと思った可能性がある。
このように、純正律音楽は人の心を癒す力を持っています。是非一度お聴きください。
NPO法人 純正律音楽研究会 http://just-int.com/
https://fanblogs.jp/jyunseirituongaku/
タグ:純正律音楽
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posted by 特許健康楽々くん at 09:51| ミネラルミュージック