日ごろからなんとなく疑問があることはあるだろうから、それを主張することはいい。
ただし、やり方は注意が必要。
以下、3つのステップを踏んで、自分の思い付きをチェックしてロジカルに整理することが大切。
1 情報収集 バイアスないように、自分の都合の良いもの、悪いもの、関係ないと思うが気になるものを対象にする
2 現状と将来あるべき姿 情報を整理して、あるべき姿を描く。その際も、自分の好み以外の反対の意見も意図してまとめておく必要がある。
3 解決すべき問題を見極める 現状は問題として何があるのか、また、将来どうすべきかということについて、自分が考える方向性に似ているもの、違うもの、アプローチは違うが目指すところは同じものなどを整理して、自分が述べる範囲を明確にする。
このように、論文というのはテーマを絞り込むのが普通であり、人によってはとても矮小化された議論をしているように思うのが普通だろう。
ただ、学問というのはこのように分化して、その分野をそれぞれ深堀りして研究とすることが多い。さらに進めば、分野横断的に対象を広げていけばいい。すでに沢山ある分析を束ねて考えるというアプローチもある。
最初からすべてが解決できる、しようとしないほうがよくて、ほかの人がやっていない部分を意図して探すのが論文を書くには最適。論文は常に新規性を求められる。
自分が最初に、これいいアイディアと思ったこともすでに何等か取り組まれていることは多い。
だが、細部だと異なるのが過去の論文かもしれない、そうであれば、異なる部分にフォーカスして書くといい。
いずれにしてもこのようなプロセスを踏むことが大事だ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image