エッセイと違って、論文とはものごとを論理的に表現するもの。
ベーシックな構成は、
1 主張 仮説
2 根拠 事実、データに基づく
3 結論 仮説は正しかったか、間違っていたか、最後に考察
という構成。
主張はなんでもいいけれども、最初から決めつけてはいけない。
決めつけ、思い込みをマイルドにするには、過去の文献を調べる必要がある。
ただし、特定の分野に参考となる研究や文献がないからといって、なんでも書けるわけではない。
他の分野でも参考になることがあるからだ。
この過去の文献を調べることが最も論文を書くときに大切なところ。
ここをしっかりやっておけば、2の根拠で示すデータがどのようなものであるべきかということがクリアになる。
そのためには、きちんと過去の論文の研究方法を学ぶこと。
これが大事だ。
似たテーマ、自分の主張に合いそうな結論、だけを読んでいても論文は書けない。
もちろん、自説をサポートする材料とすることはできる。引用して。
ただ、研究するには、研究方法をよく学ぶことが大切。
研究方法にはベーシックなことは書かれていないので、わからない部分があれば別途参考書、教科書を読むなどで勉強する必要がある。
これらは、多くの過去の論文を調べることで感覚が身につくので、論文の多読が、まず論文を書くのに慣れていない人には、有効だ。
新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ (KS科学一般書) [ 見延 庄士郎 ] 価格:2090円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image