それを大きく値下げして成功。
チェーン展開による効果を考えたもの。
店舗数を増やすためにも目玉商品が必要だったのだ。
Yahoo!より、
480円でも「安くておいしい」と好評だったのに…サイゼリヤ会長がミラノ風ドリアを290円に値下げしたワケ
3/30(土) 17:17配信
プレジデントオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd2b5037ad5ccd694c97e8c5074686f7e1417798?page=3
記事より、
私たちは、すべてにおいて「お客様に喜ばれること」を最優先にしています。
そのため、価格設定をする際も、こちらの都合はいったん置いておいて、理想の価格を決めることから始めています。
価格の決め方には、2種類あります。
1つ目は、成り行き。原価に、賃料や人件費などの諸経費、利益を上乗せして価格を決める積み上げ式の方法で、製造業で多く見られます。
「これくらい払ってもらわないと困る」という、売る側の都合で価格を決めていく方法です。利益もなるべくたくさん乗せて、できるだけ高くしたほうがいいと考えます。
もう1つは、指値。
原価計算など細かいプロセスはすっ飛ばして、まず「お客様が満足してくれそうな価格」「売れる価格」を先に決めます。それから諸経費、必要な利益を逆算して原価を決め、後で帳尻を合わせていく方法で、チェーンストアでよく見られます。もちろんサイゼリヤは、こちらです。
仕入れを安くして原価を下げるか、運搬・貯蔵・加工コストを下げるか、作業のムダを省いて生産性を上げるか、そのいずれかです。
まず必要なのは、店舗数です。「チェーンストア理論」に沿って、店舗数を増やして水平展開し、以下のようにコストを下げていきます。
・一括大量仕入れで原価を安くする
・現場オペレーション以外の業務を本部に集中させて、店舗の運営コストを下げる
・すべての業務を「IE(インダストリアル・エンジニアリング)」の手法で科学して、ムリ・ムラ・ムダを省いて標準化する
店舗数が多ければ多いほど、安くておいしい料理を出すことができるのです。
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