アメリカではEVの売り上げは伸び悩んでおり、将来性がないとみられている。
実際に、ヨーロッパのベンツもEVの売り上げは芳しくなく、路線を変更している。
まだまだ、これまでのエンジンが主流である状態が続く。
まだ、EVは早いというのが両者の共通認識だ。
Yahoo!より、
アップル、EV開発計画を白紙に−10年がかりのプロジェクト断念
2/28(水) 4:05配信
Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5af6d3cc7eb0329a239b398b892ead40f03b88?page=2
記事より、
直近では価格を10万ドル(約1510万円)程度に想定していた。しかし幹部らはこのEVが他の自社製品と同程度の利幅を確保できるかどうか懸念し、同社取締役会も、日の目を見ないかもしれないプロジェクトに巨額の投資を続けることを憂慮していた。
アップルはまた、EV販売の陰りにも直面。高価格と充電インフラ不足により主流購買層の完全EVへの切り替えは進まず、ここ数カ月は販売の伸びが失速している。
ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターはEV需要の低迷と製造の障害を受け、ハイブリッド車増産へと軸足を移しつつある。そして自動車メーカー各社はバッテリー式EV(BEV)の値下げや生産台数目標の引き下げ、利益予想の下方修正を余儀なくされている。
米国におけるEV革命の草分けであるテスラでさえも、今年の販売台数の伸びは「著しく」鈍化するとの見通しを示している。UBSグループによると、今年の米国内EV販売台数の伸び率は11%と、昨年の47%(推定値)を大幅に下回る見通しだ。
同じくYahoo!より、
「やはりEVを押し付けるのは…」 完全電動化を延期、メルセデス・ベンツ 2030年代までエンジン車販売へ
2/26(月) 18:05配信
AUTOCAR JAPAN
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c80a7a74aab8168eeaea3b4a69c96d7d9cc3065
記事より、
メルセデス・ベンツは2030年までの完全EV化計画の修正を発表した。
ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツAGは、2030年までに新車販売をすべてEV(電気自動車)するという計画を変更した。需要の変化に対応するため、「2030年代まで」内燃エンジン車の販売を継続するという。
メルセデス・ベンツは2021年に、2030年までに「市場環境が許す限り」ラインナップをすべて電動化する計画を発表した。同時期に内燃エンジン車を廃止する予定だったが、その寿命を延長することになった。
同社のオラ・ケレニウスCEOは2月22日に行われた決算説明会で、「市場に製品を押し付けることで、人為的にこの目標を達成しようとするのは理にかなっていない」と語った。
また、2025年までに新車販売台数の50%をEVかPHEV(プラグインハイブリッド車)にするという計画も後退させ、「2020年代後半」には「最大50%」を目指すとした。
米金融グループのジェフリーズ社のアナリスト、フィリップ・フーショワ氏はこの決定について、「特に北米での導入の道のりが険しいことを考えると、現実的なものに見える」と述べている。
メルセデス・ベンツはEV需要の鈍化に見舞われており、2024年の販売台数に占める割合は19〜21%で横ばいになると予測している。昨年は20%で、前年の16%から増加した。
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