ワイルドということで、
『パラサイト 半地下の家族』
が例に挙げられているが、この例を出された瞬間にイメージが良くないのだけれども。
『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞を受賞したのは分かるけれど、見て面白いと思うところは、トータルではなかった。
あまりにも貧しい話であり、その中で、努力ではなく寄生、詐欺で暮らしを立てる話。
観ていて本当に気分が悪くなった。
格差社会の風刺?
いや、全てが汚い、という話でしかない。
驚かせるために理屈がない展開、あまりにも映画という非現実的な話の展開をする・・・
実験的な映画なら分かるが、商業的にということでは厳しいだろう。
Yahoo!より、
東京国際映画祭ジュリー・テイモア審査員長「ザ・ビースト」「第三次世界大戦」の日本公開に期待
11/3(木) 10:30配信
映画.com
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec3ea4c2e4af58a80078b5b429126286b6c82a3a
記事より、
第35回東京国際映画祭、が11月2日に閉幕。クロージングセレモニーの会場となった東京国際フォーラムでは、審査委員長のジュリー・テイモア(演劇・オペラ演出家 映画監督)をはじめ、シム・ウンギョン(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、柳島克己(撮影監督)、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナバセル(元アンスティチュ・フランセ館長)ら審査員陣が会見を行った。
今年の東京グランプリ/東京都知事賞作品は、ロドリゴ・ソロゴイェン監督の「ザ・ビースト」に。テイモア審査委員長は、「われわれが選んだ作品に誇りを持っています。それぞれの作品を楽しく拝見しましたし、受賞しなかった作品も素晴らしい作品ばかりでした。文化が異なる作品であっても、物語を楽しむことができました。今回、このようなすばらしい作品に出合えたのは、いわゆるハリウッドの商業性の高い作品ではなく、このような作品を集めてくれた映画祭のディレクターの方々のおかげ。世界中の方が悲しみや喜びを分かち合い、表現する。異文化の作品に触れることができるという多様性を絶対になくしてはいけない。仮に理解できなかったとしても、世界中のこのような物語に目を向けるのは大切だと思います」と振り返る。
また「ザ・ビースト」が評価された理由について「すべての要素が素晴らしいからグランプリをとったということもあるが、この作品に関しては主演女優も素晴らしかった。『1976』の女優さんも素晴らしく、今回は彼女が賞をとることになりましたが、音楽も撮影も脚本も演出も、内容もすべてが感動しましたし、心動かされる作品でした。次点としては『第三次世界大戦』。監督が来日できず残念でしたが、本当にワイルドな作品で、『パラサイト 半地下の家族』や『ゲット・アウト』『チャップリンの独裁者』のような映画で驚かされたんです。イランでホロコーストの映画が撮影されて、現場の作業員が収容所のエキストラに無理やりさせられるという状況があって。非常に珍しい作品ですし、両作品とも素晴らしかったので、ぜひ日本でも配給してもらいたい」と呼びかけた。
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