親を選べないということと同様に、家庭環境も子供が変えることはできないことはないが、ほぼ不可能だからだ。
結局は、親ガチャ。
親が遺伝的な要素以外にも改めることはできる。
しかし、家庭環境を作るにも親自身の遺伝子によるもの。
過去からの遺伝もあり、どこまでできるかは謎だが、知識をもつことでましな対応はできるかもしれない。
Yahoo!より、
「親ガチャ」よりヤバかった…! 行動遺伝学者が明かす「学校の成績が悪い人たち」の“意外すぎる共通点”
10/31(月) 7:32配信
現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/1768378c48b2234f050b793868a7f504c23f517d?page=2
記事より、
『生まれが9割の世界をどう生きるか』では、その人らしさに影響を与えるのは遺伝、共有環境、非共有環境だと説明しています。
しかし調査項目一つ一つを深掘りすることで、ある要因が共有環境として作用しているのか、非共有環境として作用しているのかを計測することは可能です。
例えば、双生児法で遺伝要因の影響を考慮してもなお、純粋に共有環境として学業成績 に「悪影響」を与えることが知られているものとして、「CHAOS」(Confusion,Hubbub, and Order Scale ; 混乱・喧騒・秩序尺度)というものがあります。
これは家の中がどれだけ静かで落ち着いた雰囲気ではないか、規律正しい生活ができていないかを測る尺度で、例えば「わが家はまるで動物園のようだ」、「家では考えごとができない」、「私たちの家の雰囲気は穏やかだ(逆転項目)」、「一日の始まりは、いつも決まったことをする(逆転項目)」といった項目からなっています。このCHAOS得点は学業成績の5〜7パーセントを説明します。
たった5〜7パーセント? いえいえ、これは純粋に共有環境の効果としてはなかなかの大きさです。
特に非共有環境は、文字通り一人ひとり違い、同じ人でも時と場所によって違う偶然や運の産物で、科学的に捉えどころがありません。それが最も大きな環境要因のみなもとなのです。
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