議会対応、住民説明の手抜きだろう。
実際、以下、町の説明資料を見るとよく分かる。
参考)平群町の教育委員会の資料
https://www.town.heguri.nara.jp/uploaded/attachment/4237.pdf
問題は、施設の改修やリニューアルということではなく、毎年のトータルでの運営が赤字だということ。
最近は3千万円の赤字が出ており、これを繰り返すことができないというのが本来の説明だろう。
だが、5億円という数字を持ち出した方が説明が通りやすい、ということでそちらを強調したと思われる。
総合的に判断と説明すれば良い話で、きちんと施設の運営、赤字補填の考え方を示して廃止の決定をすることが必要。
基本的には町民が利用しているのだから、反対も想定して、もっと丁寧に説明することが必要だが、そのような知恵を働かせることのできる役所の職員はいないのだろう。
なお、赤字というのか、町民のための支出と考えるのか、特に公共の施設は採算度外視が一般的で、その理由は税金の還元ということもある。
赤字は赤字として、施設に投じる税金の是非をきちんと説明しないと、最初から採算は取れないのは分かっていて整備しているのだから理屈が合わない。
これでは、杜撰な役所と思われても仕方がない。
Yahoo!より、
町営プールが『5億円超の改修費が必要』で廃止に...しかし業者は証言「十分の一ほどで済む」町のずさんな説明の実態
9/1(木) 16:16配信
MBSニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/94c87214c95354aab6e8aba14f1897ff23ae8de7
記事より、
奈良県平群町にある町営プール「平群町ウォーターパーク」。ピーク時には約3万人が利用していたが、去年12月に『多額の改修費』を理由に廃止が決定した。町が住民に説明した改修費は約5億4000万円。これ対して住民らは『改修費の算定がずさんだ』などとしてプールの存続を求めて監査請求を行う事態に発展している。
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