入国禁止は当然だ。
岸田政権、なんとか間に合った。
南アフリカ渡航履歴がない人が新型コロナウイルスのオミクロン株に感染したというのだから市中感染の可能性が高い。
これはイギリス人は南アフリカ人同様、オミクロン株という変異種を持っている可能性があるとみなくてはいけないということだ。
まだ感染力が高いなどについては十分な確認が取れていないが、注意は必要。
さらには、そもそも感染拡大を抑え切れているとは言えない欧米諸国。
南アフリカからだけ入局禁止みたいないことは理屈からは考えられず、もっと徹底することが必要だ。
Yahoo!より、
オミクロン株の感染者、英スコットランドでも6人 30日からイングランドで規制強化
11/29(月) 11:44配信
BBC News
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4f1496110686e20442357a208910574588ff529
記事より、
南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新しい変異株「B.1.1.529」(オミクロン株)についてイギリスで28日、国内3人目の感染者が確認された。29日には北部スコットランドで6人が確認された。一部の人は外国渡航歴がなく、地元で市中感染した様子という。
英健康安全庁(UKHSA)によると、イギリスで確認された3人目の感染者はすでに国外に出ているものの、英議会などがあるロンドン中心部のウェストミンスターを訪れていたという。
前日に確認された最初の2人は、英南東部エセックスと中部ノッティンガム在住で、それぞれアフリカ南部への渡航歴があった。今では家族と共に自主隔離しているという。現地保健当局は、それぞれの行動を追跡し接触者を調べている。エセックス州当局は、今月19日に同州ブレントウッド中心部のファストフード店を訪れたり、21日に地元の教会を訪れたりした人は、ただちにPCR検査を受けなくてはならないと呼びかけている。
スコットランド自治政府は29日、ラナークシャーで4人、グラスゴー近郊で2人、オミクロン株に感染しているのが確認されたと発表した。一部の人は外国渡航歴がなく、地元で市中感染した様子という。
英政府は30日午前4時(日本時間同日午後1時)からイングランドで店舗や公共交通機関でのマスク着用を再び義務化するなど、感染対策を強化する。
英政府はこれに先立ち、感染対策強化を発表した。主な対策は次の通り。
・イギリス現地時間30日午前4時以降、イギリスに入国する全員は入国2日目が終わるまでに、PCR検査を受けなくてはならない(アイルランドやチャンネル諸島からの入国は除く)。陰性結果が出るまで自主隔離しなくてはならない
・オミクロン株の感染者と接触した人は全員、ワクチン接種を終えていても自主隔離しなくてはならない
・30日午前4時以降、店舗や公共交通機関ではマスクを着用しなくてはならない。ただし飲食店・レジャー施設など接客業の店舗は除外
・保健相は科学顧問の助言を得て、ワクチンの2度目の接種から追加接種の間隔を短縮するなど、追加接種促進について検討する
イングランドで店舗や公共交通機関でのマスク着用が再び義務となれば、イギリス国内のウェールズ、スコットランド、北アイルランドと同様の状態に戻る。ただし、スコットランドとウェールズでは接客業の店舗でも継続して、マスク着用が義務付けられている。
一方で英政府は、在宅勤務は推奨していない。イングランドでは、大規模イベントの会場やナイトクラブなどに入る際にワクチン接種パスポートの提示も求められていない。在宅勤務とワクチン・パスポートはどちらも、冬に感染者が急増し国民保健サービス(NHS)病院が逼迫(ひっぱく)するのを避けるため、政府が「プランB」として用意している対策に含まれる。
もしもオミクロン変異株がこれまでの変異株より感染力が高いと証拠が得られた場合は、社会的距離の維持を義務付ける可能性もあるという。
オミクロン株の感染者はこれまで、南アフリカとイギリスのほか、ベルギー、デンマーク、ドイツ、イタリア、オランダ、オーストラリア、香港、イスラエルなどで確認されている。
英政府の感染対策を助言してきたイペリアル・コレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授(伝染病学)は、イギリスには南アフリカから訪れる人が世界でも特に多いだけに、「今後数日の内におそらく、感染者がさらにもっと確認されるはずだ」と述べた。
イギリスは28日午前4時から、南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニ、アンゴラ、モザンビーク、マラウィ、ザンビアの計10カ国からの入国者を、10日間のホテル隔離の対象にした。
UKHSAトップのジェニー・ハリス博士も、今後数日の内にイギリスで感染者がさらに確認される可能性は「かなり高い」と述べた。
「私たちには優れたゲノム解析能力があるだけに、変異株を見つけて、伝染を抑止するための対策を速やかにとることができる。この変異株の伝播性(でんぱせい)や重症化の可能性、死亡率、抗体反応、ワクチンの効果などについて、理解しようと引き続き取り組んでいる」と博士は話した。
さらに、「COVID-19の症状がある人はただちにPCR検査を受ける必要がある。これは欠かせない、重要なことだ。新しい変異株への防御を高めるには、ワクチン接種は不可欠だ」とも強調した。
イギリスでは1日の感染者数が11月初めから再び増加傾向に戻った。28日には、3万7681人の感染が新たに確認された。
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