この記事では否定的な感じだが、実際に事前に避難する人が少ない以上は垂直避難は有効な命を守る行動だ。
何しろハードルが極めて低いからだ。
要するに2階で寝る、または、2階で過ごすということだ。
極めて単純で誰でもできることだ。
ただ、2階に上がればいいだけなのだから。
ポイントは予め、ということ。
災害が起こったときに1階に居ては、危険から逃れることができないからだ。
Yahoo!より、
避難の大切さ浮き彫り 土砂崩れ相次いだ広島市内で人的被害なし 垂直避難のケースも
8/15(日) 20:39配信
中国新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a13e2edea624b9e80b2a4a122da107899c8d2e8
記事より、
一時大雨特別警報が出され、記録的な大雨に見舞われた広島市では15日未明までに、山際の住宅地で民家を巻き込む土砂崩れが相次いだ。市内では2014年の広島土砂災害、18年の西日本豪雨で多くの人が逃げ遅れ、土砂災害の犠牲になった。今回、被災した住民は事前に避難するなどして人的被害はなく、避難の大切さをあらためて浮き彫りにした。
14日夜から15日未明にかけて、西区の田方と、約3キロ離れた己斐上で裏山やのり面が崩れ、それぞれ複数の民家に土砂が押し寄せた。「怖かったから、早く逃げていて助かった」と田方の自宅が被災した相原満江さん(77)。雨が激しくなってきた14日昼に近くの古田台小に避難していた。土砂災害警戒区域にある両地域では、事前に逃げていた人が多かったという。
安佐南区伴中央でも14日昼、裏山が崩れて民家に土砂が流れ込んだが、住民3人は既に避難していた。
災害の発生直前に自宅やマンションなどの上の階に逃げる「垂直避難」をしたケースもあった。市消防局や安佐南署によると、14日昼に土砂崩れが起きた安佐南区山本では、住宅の2階に上がっていた住民もいた。
広島経済大の松井一洋名誉教授(災害情報論)は「民家での垂直避難は建物自体が土砂などで崩壊する危険性がある。周囲の状況などから安全な場所へ避難できない場合の最終手段だと考えてほしい」と強調する。
広島県によると、14日午後3時時点で、県民の3分の2に当たる約176万人を対象に「避難指示」や「緊急安全確保」などの避難情報が出された。しかし、市町が開設した避難所に身を寄せたのは、わずか2449人(0・1%)。対象者に占める避難者の割合は、今年7月の大雨被害時と同じだった。ただ知人方やホテル、車内で過ごした人もおり、避難の実態はつかみにくい。
静岡大防災総合センターの牛山素行教授(災害情報学)が1999〜2018年の風水害を対象にまとめた調査では、土砂災害の死者と行方不明者計580人のうち、屋内で犠牲になったケースが約8割を占めていた。
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