記事には、経営者の言葉として、
男性はカラオケによる飛沫(ひまつ)が原因とみている
とある。
スナック レイの対策は十分だったと経営者は言いつつも、一方で、クラスターの原因はカラオケ、としている。
つまり、カラオケ店としてのレベルでの対策としては十分だったかということが問題。
カラオケは変異株が確認される以前から、クラスターになると認識されていたもので、実際、クラスターと言えば、カラオケ、ライブハウス、つまり、大声で歌を歌う、みんなで歌うこと、だったのは誰しも記憶しているところ。
シャウトしまくる客への対応ができていたかというと、それはそうではないということでしかないように思う。
このニュースは何でもありのスナック というよりは、カラオケ提供店でといったほうが正確に伝わる話だろう。
Yahoo!より、
アクリル板に空気清浄機「万全の防止策取ったが」…スナックで変異型感染21人
4/30(金) 6:57配信
読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/9924dd96b96d020c76ddcae33d147e07e1b4352f
記事より、
茨城県内で変異した新型コロナウイルスの感染が拡大している。日立市の飲食店「スナック レイ」では、変異型に21人が感染し、クラスター(感染集団)が発生したとみられる。経営者の男性(52)は「万全の感染防止策を取っていたが、感染力の強さに勝てなかった」と
男性によると、客には店の入り口で検温と手の消毒を求めていた。店内に空気清浄機を置き、テーブル席にはアクリル板を設置。カウンターにもシートの仕切りを設けていた。
従業員は全員、フェースシールドとマスクを着用して接客した。木製のマドラーを使い、1人1本の使い捨てを徹底していた。
それでも感染は広がった。男性はカラオケによる飛沫(ひまつ)が原因とみている。経営する他の店では、カラオケを撤去したという。新型コロナが完全に収束するまで使用しないつもりだ。
「従業員がうつした」風評に客足遠のき、閉店決意
県によると、「スナック レイ」での集団感染では29日現在、感染源は判明していない。ただ、男性は「従業員がうつしたという情報が根拠なく広まってしまった」と憤る。客が戻ってくることはないと考え、20年以上続けてきた店は閉店を決めた。
男性によると、3月に店を訪れた客が4月1日、自身の新型コロナ感染を従業員に連絡。翌2日には店の関係者ら約40人がPCR検査を受け、従業員の感染が相次いでわかったという。
市内では4月1日時点で、200人を超える新型コロナ陽性者が判明していた。地域ですでに、感染が広がっていた可能性もある。
「僕の所から(クラスターが)出たのは間違いない。だけど、その前に感染の発端がある」。男性はそう考え、「それをはっきりさせてほしい」と保健所に訴えた。感染源は不明だと伝えられたという。
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