それでもいいという女性は嘘つきだ。
Yahoo!より、
婚姻届の代わりの住民票「妻(未届)」 “普通に結婚”したかったアラサー女性が事実婚を選ぶまで
8/7(金) 18:00配信
ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/be7f2dec069919371b70ac66e64baa8d15c16d72
記事より、
婚姻届を提出する「法律婚」ではなく、「事実婚」を選択する――さまざまな理由から、事実婚という結婚の形を選ぶカップルがいます。
今回話を聞いたのは、2020年2月に事実婚の形で結婚した女性、朝倉さん(仮名)。「普通に結婚すると思っていた」朝倉さんは、のちに夫となる男性の「今の結婚制度で結婚するのは違う気がする」という言葉をきっかけに、事実婚を選びました。事実婚をしてから半年、事実婚について感じていることをうかがいました。
朝倉さんが現在の夫と付き合い始めたのは2017年ごろ。2年ほど交際し、ふたりが30歳を目前にしたタイミングで、朝倉さんの中では「結婚したい」という思いが生まれていたといいます。しかし当初、朝倉さんは「事実婚」という選択肢を考えてはいませんでした。
「きっかけとなったのは彼の方なんです。向こうが結婚に全然乗り気じゃなくて。詳しく話を聞いたら、『あなたとはこれからも一緒に暮らしていきたいけど、いまの結婚制度で結婚するというのは違う気がする』と。聞いたときは『私と結婚したくないってこと?』とすごくショックでした」(以下、朝倉さん)
朝倉さんは混乱しながら、恋人(当時)と話し合いを重ねました。彼は「うまく言えないけど、法律婚はピンと来ない」と語ったといいます。中でも彼が大きな違和感として挙げたのは名字の問題。朝倉さんは会社員ですが、副業でフリーランスのイラストレーターとしても本名で活動しています。友人たちからよく呼ばれるあだなは「朝さん」。彼は「朝倉さんが『朝倉』じゃなくなるのが変な感じがする。かといって、自分が朝倉になる気もしない」と話したといいます。
「その発言を聞いたときは、正直『どうせ名字変えるのも私の方だろうし、そっち(夫)は損しないじゃん』と怒りました。もう勝手に婚姻届を出してやろうか……とも(笑)。でもいろいろ調べていく中で、自分の中でも名字が変わることへの違和感がはっきりしてきました。私は30年近くこの名字と名前で生きてきて、たぶん名前よりも名字の方が呼ばれている回数が多い。どうしてそれを手放す『損』を受け入れなきゃいけないんだろう?――という風に気持ちが変わってきて、他の結婚はないんだろうか? と調べ始めました」
日本の民法では夫婦同姓が定められており、さまざまな裁判が行われているものの、国際結婚などの場合を除き2020年現在夫婦別姓は認められていません。民法では「夫又は妻の氏を称する」とありますが、96%の女性が男性の姓に変えることを選んでおり、実質「結婚=妻が夫の姓になる」というイメージが一般的です。
「いろいろ調べた結果、事実婚がいいのではないかという結論になりました。彼に話すと、『それならピンと来る。周りにも事実婚している人がいっぱいいる』と返ってきて、“結婚”の日がとんとん拍子に決まりました」
「生活の実感としては、名字が違っても普通に妻で、普通に夫。ただ、やはり法律婚のほうが『普通』という気持ちはどこかにあります。日本で『夫婦になりたい。でも法律婚は何か違う』と思ったときに取れる選択肢は今のところほとんどありません。選択的夫婦別姓や、フランスのPACS(パートナーシップ制度)に近いものなど、結婚の選択肢が増えてほしいなと思っています」
夫(仮)は絶対に子供はつくらないだろう。
それには、理由があるのだ。
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