典型的なのが小泉進次郎バカ環境相が進めるレジ袋の有料化。
そのことで海洋汚染防止と呆れたことを言ってもスルーされるのは豊かでどうでも良いことだからだ。
池田信夫ブログより、
環境原理主義の「偽の黙示録」が貧困と格差を生む
2020/07/05 16:16 128
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52043103.html
記事より、
Michael Shellenberger
Apocalypse Never: Why Environmental Alarmism Hurts Us All
新型コロナの騒ぎをみると、ゼロリスク神話の根強さを痛感する。これは地球環境問題ではもっと大きく、グレタ・トゥーンベリの「人類は絶滅の危機に瀕している」といった終末論が、政府や国際機関に大きな影響を与えるようになった。
著者は環境保護派だが、環境原理主義に反対し、原子力に賛成している。本書もその立場から年来の主張をまとめたもので、主なポイントは次のようなものだ。
地球の平均気温は上がっているが、異常気象は増えていない
先進国では炭素排出量が減少している
2003年以降、火災は世界中で25%減少している
世界の食糧生産は需要より25%多く、余剰は増え続ける
生物の大量絶滅は起こっていない
いま敵視されているプラスチックは自然破壊を減らした。たとえば50年ぐらい前まで、ビリヤードの玉やピアノのキーは象牙でつくられ、日本では海亀の甲羅で櫛やボタンがつくられていたが、今はなくなった。象や海亀の絶滅が止まったのは、それがプラスチックで代替されたからだ。
「自然に帰れ」というのが環境団体のスローガンだが、自然の中で暮らすコストは高い。途上国では、電気も水もない自然の中で多くの人が暮らしている。その生活を改善したのは都市化によるインフラ整備である。かつて都市への人口集中で環境が悪化するといわれたが、現実には都市のエネルギー効率は高く、環境は改善した。
成長を否定する環境原理主義は豊かな国のお遊びであり、途上国をますます貧しくし、先進国との格差を固定する。途上国が求めているのは安いエネルギーで豊かになることであり、それが結果的には地球環境を守る。豊かな国ほどエネルギー効率が上がり、CO2を出さなくなるからだ。
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