全て公表だ。
まさに戦い、ほとんど中国との戦争中なのだから。
「公表が遅れるほど信頼を失う。記者会見も検討したが、私たちには情報がない上、単独でやれば混乱を生じかねず、情報発信は熊本市に委ねた」
この言葉が教訓のすべてだ。
あらゆる発症例は直ちに公表すること。
水際対策として、海外からの入国者の制限、制限しないならすべての入国者の2週間の隔離(自主隔離でも)を行うことが必要。
日立製作所のようなデタラメを許してはならない。すぐに遺憾の意を表明することが政府には求められている。専門家会議がするしかないか?
Yahoo!より、
新型コロナ感染「公表遅ければ信頼失う」 熊本託麻台リハビリ病院
3/17(火) 16:07配信熊本日日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000011-kumanichi-l43
記事より、
熊本県内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認された20代の女性看護師が勤める熊本託麻台リハビリテーション病院(熊本市中央区)は、同僚や入院患者らへの感染は確認されず、女性の発症からわずか2週間で診療再開に至った。各地の医療機関で院内感染が起きている中、感染をどう防いだのか。同病院の対応を検証した。
「陽性です」。女性看護師が受診した帰国者・接触者外来の医師から平田好文院長(68)に一報が入ったのは2月21日午後6時ごろ。平田院長はすぐに医師や看護師、薬剤師、検査技師などからなる常設の感染対策チームを招集。病院幹部を入れた対策本部を立ち上げ、病院名の公表とともに、外来診療や入院患者への面会中止を即座に決めた。
「名前を隠してもすぐに分かる。一番大事なのは患者さんや地域の信頼。名前を公表しないという選択肢はなかった」と平田院長は振り返る。
22日の休診以降は、職員と入院患者の接触を10分以内に制限し、職員が患者の体に触れずにリハビリに当たるよう指示。アルコール消毒も普段以上に徹底した。
同病院はチーム医療、感染症対策、患者の移動負担軽減を目的に、医師と看護師、リハビリ担当の理学療法士らのチームがフロアごとに診療、管理に当たる「フロアマネジメント」に取り組んできた。女性看護師の感染確認後も、この看護師がいた階だけリハビリを停止し、別のフロアでは通常通り階ごとの診療やリハビリを続けた。フロア間の移動が少なくて済む仕組みが、感染リスクの分散につながったという。
看護師と接触があった職員ら11人は自宅待機とともに、2月28日までにPCR検査を実施。全員が陰性と判明し、入院患者140人や職員らにも発熱など感染が疑われる症状が確認されなかったため、3月2日に診療を再開した。心掛けたのは入院患者や家族らへの情報提供と説明。平田院長は院内放送などでその都度、検査結果を報告したという。
平田院長は「院内から出さない、持ち込ませないことを徹底した。想定上、最も早く再開できたと思う」と話す。
−職員の感染を知った際の気持ちは。
「事前に何も情報がなかったので、とても驚いた。まさかうちでという思いだった」
−すぐに病院内に対策本部を立ち上げられました。
「熊本地震の時に、院内で災害対策本部の運営を経験したことで指揮命令系統がしっかりし、素早い対応につながった」
「熊本市の保健所職員2人も院内に常駐してくれ、リアルタイムで情報共有できたことで助かった。行政と連携がうまくいき、病院が孤立せずに済んだ」
−病院名の公表に迷いはありませんでしたか。
「公表が遅れるほど信頼を失う。記者会見も検討したが、私たちには情報がない上、単独でやれば混乱を生じかねず、情報発信は熊本市に委ねた」
−公表による影響はありましたか。
「休診中に職員の子どもが登園を控えるよう求められることもあったが、診療再開後はぴたっとなくなった。情報を隠さなかったことで、逆に診療再開後の安心や理解にもつながったのではないか」
−現在、力を入れていることは何ですか。
「患者さんは当然だが、職員も守らなければならない。風評被害や自宅待機で強いストレスを受けており、臨床心理士が心のケアに当たっている」
「感染者の多くは軽症でも、地域社会で孤立し、相当つらい思いをしていると思う。自宅待機者も含め、ちゃんとケアが必要だし、回復後も周りが仲間として優しく受け入れることが大事だ」
−今回の教訓をどう生かしますか。 「緊急時に業務を続けるための事業継続計画(BCP)を策定する。今回のような感染症はどこでも起こり得ることで、ほかの医療機関にもモデルケースとなるようなものを作りたい」
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