経済学から言えば、需要が供給を上回っているので値段は上がる。
マスクほどではないが、例えば格安のトイレットペーパーとお肌に優しいトイレットペーパーでは値段がそもそも違うし利益率もお肌にやさしいものの方が高い。
こうした高いトイレットペーパーでも売れるので、生産は当然、高いものに向かう。
利益は上がっているはずだ。
もちろん、需要の落ち込みは折込み済みだろう。
Yahoo!より、
“ペーパー品薄”騒動、製紙業界のホンネ「迷惑どころか、往復ビンタだ」
3/9(月) 18:56配信 AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00010030-abema-soci
記事より、
「ティッシュ・メーカー、トイレットペーパー・メーカーにとっては迷惑だ」
新型コロナウイルスによるマスク不足やネット上でのデマなどに端を発し、列島を揺るがす事態にまで発展した“ペーパー品薄”騒動に対して、元大王製紙会長・井川意高氏が持論を展開。「迷惑どころか、往復ビンタだ」と製紙業界の本音をぶちまけた。
8日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演した井川氏は「マスクは確かに需要が伸びている。しかしティッシュやトイレットペーパー・メーカーにしてみれば実需要が伸びているわけではなく、単なる買いだめなので年間を通してみたら量は一緒」と特需をきっぱり否定
さらに井川氏は「製紙業界は損益分岐点が高く、操業率が落ちるとあっという間に赤字。365日設備を回すので操業率は90%を超えているはずで、そもそも増産余力がない。売れているから何とかしてたくさん作るが、便乗値上げを社会が許してくれるわけもない。その結果、数カ月後には買いだめしたものを使うようになるので、売れなくなる。そのうえ、小売りさんからは『売れてないんだから値段下げてよ』となる。需要が減って、値段を下げさせられる。まさに往復ビンタだ」と
一同が驚いた様子で井川氏の話しに耳を傾けていると「儲けてるんだろとか、譲れとか、そういった話が来るんですけどね…」と
誰も儲けの仕組みなんてしらないだろうというお話だ。
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