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非常に不可解な政府の発表。
政府は今回の新型コロナウイルスに関して、あまりにも遅い対応を批判されている。
そうした中で、日本人の死者が出た。新型コロナウイルスが原因となることを避けたいという意向が働いていることは間違いない。
では、どうやって隠蔽するか。

前提条件は、
・武漢で新型コロナウイルスに感染を示す陽性反応の患者が亡くなった
・対応は中国の病院
・外務省から今回の件を発表
ということ、
そこで、外務省は日本人の死亡があれば事前に連絡をするように病院に申し入れ。
死亡の連絡を受けた際に、
「肺炎で入院していた患者だから、その後、新型コロナウイルスに感染して死亡しても、新型肺炎で亡くなったと言い切れるのか？」
という問いを、厚生労働省の医療系の官僚と調整した上でしたのだ。
流石に、学のある医者なら、言い切れるか、と問われれば、病院内での感染ということもあったために、言い切れないとなる。
その上で、中国の病院に対して、外務省から
「言い切れないのであれば、死因は、ウイルス性肺炎とする、ことでいいですね」
としたのだ。
一般の感覚ではあり得ないが医学的に厳密さを求めるとそういう話になる。
だが、一般に人数が報告されている、新型コロナウイルスによる死者数から言えば、今回の日本人は確実に、新型コロナウイルスによる死者と分類されることだろう。

Yahoo!より、
武漢で６０代邦人男性死亡　中国側「ウイルス性肺炎」
2/8(土) 13:32配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200208-00000025-asahi-soci
記事より、
　外務省は８日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市（湖北省）で、重度の肺炎を発症して入院していた６０代の日本人男性が死亡したと発表した。入院先の医療機関から、日本国大使館に連絡があったという。

　男性は１月１６日から発熱などの症状を訴え、２２日から武漢市内の医療施設に入院。重度の肺炎を発症しており、新型コロナウイルスの陽性の疑いが高いとされていた。ただ、中国側医療機関は確定的な判断をすることが困難であるとして、今回の死因は「ウイルス性肺炎」と判断したと、日本側に伝えてきているという。