日本ではあまりピンとこないものだが、大規模な火災となっている。
コアラの絶滅の危機にまで関係しているという状況。
Yahoo!より、
豪森林火災、コアラ保全のカギ握る個体群が半減 野生動物5億匹が焼死か
1/6(月) 16:47配信 AFP=時事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000024-jij_afp-int
記事より、
【AFP=時事】オーストラリア南東部で猛威を振るっている森林火災で、固有種コアラの保全のカギを握る個体群、推計5万匹のうち少なくとも半数が死んだ恐れがあると豪野生動物公園が5日、明らかにした。
専門家らは、昨年9月から続く森林火災によってオーストラリア固有の動植物相は壊滅的な打撃を受けており、ニューサウスウェールズ(New South Wales)州だけで5億匹近い動物が死んだとの推計を発表
サウスオーストラリア(South Australia)州の沖合にある自然観光名所、カンガルー島(Kangaroo Island)には、野生のコアラ推計5万匹をはじめ多くの固有種が生息
ここ数日で急速に延焼した森林火災により、3日までに島の総面積の3分の1に相当する17万ヘクタールが焼失。生息環境が深刻に悪化している。
負傷したコアラの治療のための募金を行っているカンガルー島ワイルドライフパーク(Kangaroo Island Wildlife Park)のサム・ミッチェル(Sam Mitchell)氏は、「(コアラ生息数の)50%以上が失われた」とAFPに語った。「負傷の程度も極めて厳しい。それ以外のコアラも帰るべき生息地をなくし、今後数週間のうちに飢えが問題になるだろう」という。
昨年7月に豪アデレード大学(University of Adelaide)が発表した研究によると、カンガルー島のコアラは大規模な個体群としてはオーストラリア国内で唯一、クラミジアに感染していない。このため、コアラ保全のカギを握る「保険」の役割を果たす特に重要な個体群とされている。
サウスオーストラリア州政府はカンガルー島のコアラについて、クラミジアに感染していないため島外へは移送できず、そのため島内で獣医師らが負傷した個体の治療に当たっていると説明
なかなか厳しい話だが、それにしても、コアラってクラジミア感染しているのが普通だって・・・絶滅の危機にあるなかでこうしたことが合わせて広く知れ渡ることになってしまった。
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